米ビザ、金融犯罪防止技術の英フィーチャースペース買収

　９月２６日、米クレジットカード大手ビザ は、人工知能（ＡＩ）を活用した金融犯罪防止技術を手がける英フィーチャースペースを買収することに合意した。写真はビザのクレジットカードとデビットカードのイメージ。２０２２年８月撮影（２０２４年　ロイター/Benoit Tessier）

Manya Saini

[２６日 ロイター] - 米クレジットカード大手ビザ は２６日、人工知能（ＡＩ）を活用した金融犯罪防止技術を手がける英フィーチャースペースを買収することに合意した。

買収額は公表していないが、英スカイニューズは先月、関係筋の話として、７億ポンド（９億３５０６万ドル）と報じていた。

フィーチャースペースの筆頭株主、英ＩＰグループは買収により１億３４００万ポンドを受け取る見込みだとした。ＩＰグループは過去７回の資金調達ラウンドで計２２９０万ポンドを出資してきた。

ビザは、フィーチャースペースのＡＩソリューションにより顧客が金融犯罪に即時対応できるようになるとした。

マスターカードも今月、サイバー攻撃などインターネット上の脅威情報収集・分析を手がけるレコーデッド・フューチャーを２６億５０００万ドルで買収することに合意したと発表した。