西側はロシアの欧州飛び地を孤立化、プーチン氏側近が非難
ロイター / 2024年9月28日 3時30分
ロシアの前安全保障会議書記ニコライ・パトルシェフ氏は27日、ロシアの飛び地カリーニングラード州を西側諸国が孤立させようとしていると非難した。 写真は2023年3月、モスクワで開かれた会合に出席するニコライ・パトルシェフ氏(2024年 ロイター/Sputnik/Pavel Bednyakov/Pool via REUTERS)
[モスクワ 27日 ロイター] - ロシアの前安全保障会議書記ニコライ・パトルシェフ氏は27日、ロシアの飛び地カリーニングラード州を西側諸国が孤立させようとしていると非難した。
パトルシェフ氏はプーチン大統領の側近で、現在は大統領補佐官を務める。この日にカリーニングラード州を訪問し、西側諸国が道路と鉄道による物資の供給を制限していることで必要な物資の80%が陸路で運び込めていないとし、海路で物資を運ぶためにカリーニングラード州とロシア西部のレニングラード州を結ぶフェリーを運航していると述べた。
カリーニングラード州は北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)に加盟するリトアニアとポーランドに挟まれた飛び地で、ロシアのバルチック艦隊が拠点を置いている。
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