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午後3時のドル114円後半でもみあい、115円目前で上値重い

ロイター / 2021年12月28日 15時30分

午後3時のドル/円は、前日のNY市場終盤(114.83/86円)に比べて若干ドル高/円安の114.86/88円で推移している。写真はドル紙幣、2020年5月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[東京 28日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のNY市場終盤(114.83/86円)に比べて若干ドル高/円安の114.86/88円で推移している。新型コロナウイルスの変異株に対する過度な警戒感が後退し、リスク選好的な円売りが進んだ。

ドル/円は午前の取引で114.96円付近まで上昇。115円を前に利益確定売りが優勢となり、その後は上値の重さが意識され114円後半でもみあう展開が続いた。

ドル指数は足元、96.07付近でやや弱含んでおり、市場関係者からはドルが買われているというよりは、円売り地合いが強い、との指摘があった。

SMBC信託銀行の投資調査部マーケットアナリスト、合澤史登氏は、新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」感染が世界的に広がっているが、「今のところロックダウン(都市封鎖)に踏み切る国は少数のため、過度な警戒感が和らぎ、円安地合いとなっているようだ」との見方を示す。

きょうの海外市場でも円売りが継続すれば、一時的にドル/円は115円台まで上昇する可能性もあるが、115円台定着には米金利の上昇など、もう少し強い材料が必要との指摘もあった。

他の主要通貨では、原油先物価格の上昇を背景に豪ドルや英ポンドなど資源国通貨が堅調に推移。豪ドル/円は83円前半で、11月25日以来の高水準となった。英ポンド/円は154円前半で、直近の高値圏で取引されている。

英ポンドについては、「英国内でオミクロン株の感染が広がっているものの、ロックダウンは実施されていていない点や、英中銀による利上げが英ポンドを支えている」(合澤氏)との意見が聞かれた。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 114.86/88 1.1326/30 130.11/15

午前9時現在 114.78/80 1.1327/31 130.03/07

NY午後5時 114.83/86 1.1325/29 130.12/16

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