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米シェブロン、第1四半期は予想上回る増益 精製部門が好調

ロイター / 2023年4月28日 20時12分

米石油大手シェブロンが28日発表した第1・四半期決算は予想を上回る増益となった。ロサンゼルスで2016年撮影。(2023年 ロイター/Lucy Nicholson)

[ヒューストン 28日 ロイター] - 米石油大手シェブロンが28日発表した第1・四半期決算は予想を上回る増益となった。エネルギー価格の下落や石油・ガス生産量の減少を精製部門の収益が補った。

純利益は5%増の65億7000万ドルで、1株当たり3.46ドルとなった。ザックス・インベストメント・リサーチがまとめた市場予想は、1株利益が前年比横ばいの3.38ドルだった。

主力の石油精製部門は利益率が高まったことを受けて、利益が5倍以上の18億ドルとなった。石油・ガス生産部門は価格が前年比で大幅に下落したため純利益が25%減少した。

第1・四半期の北海ブレント価格は1バレル当たり平均82ドルと前年同期の水準を16%下回った。前四半期比では7%下落した。

ピエール・ブレバー最高財務責任者(CFO)は「ブレント価格は高水準だが、かなり値下がりした」とし、それでも使用資本利益率(ROCE)は2桁台半ばのリターンを維持していると語った。

手元資金は158億ドルと前年比12%減少したが、事業運営に必要な水準を100億ドル程度上回っていると指摘した。「長期的には現金は安定的に株主に還元される」と述べた。

買収の可能性については「常に注意を向けている」としながらも「必要としていないためハードルは非常に高い」と説明した。

第1・四半期の設備投資は前年比55%増の30億ドルと急増した。主に米国内のプロジェクトへの投資が増えた。

石油と天然ガスの総生産量は日量298万バレルと前年同期比3%減少した。米国内有数のシェールオイル・ガス生産地のパーミアン盆地は4%の増産となった。

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