トランプ氏、コロナ定例会見を急きょ再開 検査拡充方針を強調
ロイター / 2020年4月28日 12時23分
4月28日、トランプ米大統領は27日、週末に停止していた新型コロナウイルスに関する定例会見を急きょ再開し、コロナ検査体制を拡充していると強調した。写真は24日に会見するトランプ大統領(2020年 ロイター/JONATHAN ERNST)
[ワシントン 27日 ロイター] - トランプ米大統領は27日、週末に停止していた新型コロナウイルスに関する定例会見を急きょ再開し、コロナ検査体制を拡充していると強調した。ホワイトハウスはこれまでほぼ毎日行ってきた定例会見を取りやめると発表したばかりだったが、方針を一転させた。
トランプ氏の顧問らは、定例会見が大統領の評判に悪影響を与えてつつあるとの懸念を示していた。トランプ氏は先週の会見で、新型コロナの治療法に関して、消毒液の注射などを試してみるのはどうかなどと発言し、波紋が広がっていた。
トランプ氏はこの日、新型コロナ検査のために所有施設を提供している国内の小売大手や検査キットを製造する企業の幹部らとホワイトハウス中庭のローズガーデンで会見に臨んだ。
「われわれは引き続き急速に検査能力を拡大しており、経済再開のプロセスを始めるのに十分な検査体制が整っていると確信している。米国の再開を望んでおり、検査は全く問題にならないだろう」と強調した。野党・民主党はトランプ氏が検査拡大に必要な措置を取っていないと批判してきた。
政権高官らは、連邦政府は全50州に対し、5月と6月に計画通り検査を行うのに十分な綿棒やその他の検査物資を送っていると説明、全人口の少なくとも2%の検査が可能になると述べた。
ある当局者は「5月と6月にこれまでの累計をはるかに上回る検査を実施することになる」と述べた。これまでの累計検査数は約540万件に上る。
マケナニー大統領報道官は、コロナ対応を巡って経済再開に焦点が移行する中、今後は新たな視点で会見が開かれる可能性があると指摘。「これまでの会見は大統領にとって、国民に語る非常に前向きな機会だっただけに、会見がマイナスだったという訳ではない」と説明した。
定例会見では通常、保健の専門家が政府の新型コロナ対策について説明。トランプ氏にとっては、新型コロナやその治療薬候補について持論を展開したり、政敵を攻撃する機会となっていた。
*内容を追加します。
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