米司法長官、デモ巡る連邦治安要員派遣は妥当と公聴会で主張へ
ロイター / 2020年7月28日 12時32分
バー米司法長官は下院司法委員会が28日に開く公聴会で、オレゴン州ポートランドでの抗議デモへの対応で連邦治安要員を投入したのは適切と主張する。7月22日ワシントンで撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)
[ワシントン 27日 ロイター] - バー米司法長官は下院司法委員会が28日に開く公聴会で、オレゴン州ポートランドでの抗議デモへの対応で連邦治安要員を投入したのは適切と主張する。デモ参加者が現地裁判所の建物を攻撃したのは「米政府への攻撃」を意味すると訴える。
バー氏が公聴会に向けて準備した原稿は「政府の最も基本的な責務は、人々が安全に、恐怖を抱かずに生活を送れるよう、法の支配を確保することだ。司法省はこの重大な責務を果たすための取り組みを継続する」としている。
バー氏は昨年2月に就任して以来初めて、野党・民主党が多数派を占める下院司法委の公聴会に出席する。
ポートランドや首都ワシントンに連邦治安要員を派遣し、強権的な手法でデモ隊を排除したとして司法省を批判する声が出ている。
司法委は、バー氏がトランプ氏の複数の盟友に対する刑事訴訟に介入したのを受け、同氏が司法省を政治化したかどうかに関して関係者への聞き取りを最近開始した。トランプ氏の長年の盟友ロジャー・ストーン氏に対する検察の求刑を撤回した問題や、元側近のマイケル・フリン氏の起訴取り下げ申請が含まれる。
バー氏は公聴会で「これらの決定に大統領は介入を試みてはいない」と述べ、決定の正当性を主張する。
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