原油先物、2018年10月以来の高値 需要回復で
ロイター / 2021年6月28日 11時4分
原油先物は28日のアジア取引で上昇し、2018年10月以来の高値を付けた。イラン核合意復活を巡る米国とイランの対立は続き、イラン産原油輸出の増加が遅れている。写真は米カリフォルニア州ロサンゼルスにある石油貯蔵施設。今年4月7日に撮影。(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)
[シンガポール 28日 ロイター] - 原油先物は28日のアジア取引で上昇し、2018年10月以来の高値を付けた。イラン核合意復活を巡る米国とイランの対立は続き、イラン産原油輸出の増加が遅れている。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど主要原油輸出国で構成する「OPECプラス」が今週開く会合が注目されている。
0051GMT(日本時間午前9時51分)時点で北海ブレント先物8月限は0.22ドル(0.3%)高の1バレル=76.40ドル。米WTI原油先物8月限は0.25ドル(0.3%)高の74.30ドル。
原油価格は先週、5週連続で上昇した。力強い経済成長、北半球の夏季の旅行増を受けた燃料需要の回復が背景。OPECプラスが減産を維持していることも支援している。
OPECプラスは昨年実施した大規模な減産を段階的に縮小しており、5─7月は生産量を日量210万バレル増やしている。需要回復で原油価格が上昇する中、OPECプラスは7月1日の会合で、8月の減産幅をさらに縮小する可能性がある。
ANZのアナリストは、日量50万バレル程度の供給拡大を決定すると予想。「市場の供給拡大ニーズと需要拡大の脆弱さの間でバランスを取ることを目指すだろう」としている。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1TikTokがアメリカで利用不可に・アプリストアでも表示されず…利用者1・7億人、一時的に混乱広がる可能性
読売新聞 / 2025年1月19日 14時4分
-
2第一生命もフジCM差し止め 中居さんトラブルで
共同通信 / 2025年1月19日 16時3分
-
3日本人が不安定な社会で「自分の財産」を守る方法 トランプ大統領の再登場で心配される2025年
東洋経済オンライン / 2025年1月19日 8時0分
-
4「無意識」を操り、無理なく願望を実現する方法 夢の実現に必要なことは習慣化させてしまえばいい
東洋経済オンライン / 2025年1月19日 8時30分
-
5創業22年で「過去最高の売上」ラーメン店主の勝因 「好き」をとことん突き詰める、渡辺樹庵の流儀
東洋経済オンライン / 2025年1月19日 8時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)