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米政府、核合意修復協議でイランとロシアの楽観論を牽制

ロイター / 2021年12月29日 9時21分

[28日 ロイター] - 2015年のイラン核合意の修復協議についてイランとロシアから楽観的な発言が出たことを巡り、米政府は28日、「イランが前向きな姿勢で話し合いに復帰したと断定するのは時期尚早だ」とけん制した。

核合意修復に向けたイランと米国の新たな間接協議は27日にウィーンで始まった。これに伴ってイランのアミラブドラヒアン外相は28日、他の当事国が「誠実さ」を見せれば合意は可能だと主張。ロシアのウリヤノフ大使も、協議の作業部会が「異論の余地がないほどの進展」を生み出していると指摘した。

しかし米国務省のプライス報道官は、今回の協議である程度の前進はあったと認めつつも「イランがより建設的な方針を持って戻ってきたと言うには早すぎる。われわれは今、イラン側が新しい議題を掲げて話し合いに復帰したのか、既に提示した議題に対する間に合わせ的な解決策を持ち込んできたのか、吟味しているところだ」と述べた。

イランと米国は直接の会談を拒否しており、核合意当事国のロシア、中国、フランス、英国、ドイツが仲介役を務めている。イランのライシ大統領就任後初めて行われた直近の間接協議は、イラン側の新たな要求が議題に加わった後、いったん打ち切られていた。

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