独GDP、第2四半期は前期比横ばい 景気後退の可能性も
ロイター / 2022年7月29日 18時59分
ドイツ連邦統計庁が29日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率速報値は調整後で前期比0.0%だった。写真はハンブルクの港で2020年3月撮影(2022年 ロイター/Fabian Bimmer)
[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が29日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率速報値は調整後で前期比0.0%だった。
新型コロナウイルスの流行、サプライチェーンの問題、ウクライナ戦争が響いた。
ロイターがまとめた市場予想は0.1%増だった。
第1・四半期のGDPは前期比0.2%増から0.8%増に上方修正された。
第2・四半期は、特に家計消費と政府支出が経済を支えた。純輸出は低迷した。
統計庁は声明で「新型コロナウイルスの大流行、サプライチェーンの混乱、ウクライナ戦争など、世界経済の厳しい状況が反映されている」と分析した。
最近の経済状況は非常に厳しいため、横ばいなら良いニュースとアナリストは受け止めている。また好転の兆しは見られず、この冬のエネルギー供給が不透明なことから、リセッション(景気後退)入りの条件は整っているという。
ハウク・アウハウザー・ランペのアレクサンダー・クルーガー氏は「ドイツ経済はこれで3四半期低迷している。新型コロナ禍からの完全な景気回復はまだ実現していない」とし「下半期もゼロ成長が続けば、それだけで成功と言えるだろう」と述べた。
コメルツ銀行のヨーグ・クレーマー氏は、「結局のところ、経済が実際にどうなるかは、(ロシアの)プーチン大統領のガス供給次第だ」との見方を示した。
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