1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

英銀ロイズ、第1四半期は大幅減益 新型コロナで貸倒引当金14億ポンド

ロイター / 2020年4月30日 18時49分

4月30日、英金融大手ロイズ・バンキング・グループが発表した第1・四半期決算は、税引き前利益が7400万ポンドとなり、前年同期の16億ポンドから大幅に減少した。ロンドンのロイズ支店で2016年2月撮影(2020年 ロイター/Paul Hackett)

[ロンドン 30日 ロイター] - 英金融大手ロイズ・バンキング・グループ が発表した第1・四半期決算は、税引き前利益が7400万ポンドとなり、前年同期の16億ポンドから大幅に減少した。新型コロナウイルスの感染拡大による影響に備え、14億ポンド(17億5000万ドル)に上る貸倒引当金を計上したことが響いた。

ロイズ・バンキングがまとめたアナリストの予想平均(8億6300万ポンド)も大きく下回った。

ロイズ・バンキングは英国内では住宅融資で最大手で、法人金融分野でも有数の銀行。

自己資本利益率(ROE)を12━13%に引き上げることなど、2月に示したさまざまな2020年の経営指標に関するガイダンスは、現在の厳しい環境下では適切ではなくなったとして、撤回した。

ロイズ・バンキングは発表文書で「経済見通しが基本ケースからさらに悪化した場合は特に、既存や新規の融資でさらに損失を計上する」との見通しを示し、3月の2回の利下げが利益率に悪影響を及ぼすと指摘した。

減益などに伴う4億0600万ポンドの税額控除がなかったら、第1・四半期の業績はさらに悪化していたという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください