ピンタレスト、経済再開で米ユーザーの伸び鈍化 株価急落
ロイター / 2021年7月30日 10時12分
7月29日、画像共有サイトの米ピンタレストは、新型コロナウイルス対策の規制が緩和される中、米国内のユーザーが伸び悩んでいると明らかにした。写真は同社のロゴ。13日撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)
[29日 ロイター] - 画像共有サイトの米ピンタレストは29日、新型コロナウイルス対策の規制が緩和される中、米国内のユーザーが伸び悩んでいると明らかにした。
同社株は引け後の時間外取引で20%近く下落した。同日発表した第2・四半期の売上高は市場予想を上回ったものの、月間アクティブユーザー(MAU)が予想に届かなかった。
新型コロナ感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)で電子商取引へのシフトが進んだことから、ソーシャルメディア企業は世界的にデジタル広告支出拡大やユーザー増という恩恵を受けてきたが、アナリストはこうした状況が今後も続くかどうかを懸念している。
ウェドブッシュのアナリスト、イゴール・アロウニアン氏は、ピンタレストは規制により自宅で過ごす人にとって非常に魅力的だったが、経済再開に伴い、消費者の焦点はシフトしていると指摘した。
MAUは第2・四半期に4億5400万人と、わずか9%の増加にとどまった。アナリスト予想は4億8710万人。第1・四半期は30%増加していた。
主要市場である米国のMAUは7月27日時点で7%近く減少している。世界のMAUは約5%増。
第2・四半期の総売上高は倍以上に増加し、6億1300万ドルとなった。アナリスト予想は5億6210万ドルだった。
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