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米AT&T、労組加入従業員にコロナワクチン接種義務付け

ロイター / 2021年9月30日 10時51分

 9月29日、米AT&Tは労組加入の従業員に対し、職場に入る前に新型コロナウイルスのワクチンを接種するよう義務付けると発表した。5月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[29日 ロイター] - 米通信大手AT&Tは29日、労組加入の従業員に対し、職場に入る前に新型コロナウイルスのワクチンを接種するよう義務付けると発表した。

同社は先月、経営幹部に同様の義務を通知している。

同社は米通信労組(CWA)で最も多くの従業員を抱えており、その数は15万人を超える。

通知では、CWAに加入する従業員は22年2月1日までにワクチン接種を完了しなければならないとしている。

同社のほか、フェイスブック、グーグル、マイクロソフトなどの大手企業も、国内で感染力の強いデルタ型による感染が増加している事態を受けて従業員にワクチン接種を相次いで義務化。また一部企業は、ボーナスなどの報奨を通じて従業員に接種を促している。

食肉最大手のタイソン・フーズは今月、11月までに国内の従業員にワクチン接種を求める方針を労組が支持したと発表。会社も有給の病欠などの恩恵を提供するとしている。

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