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米フォード、半導体不足により7工場で減産態勢 業績への影響も改定へ

ロイター / 2021年4月1日 8時39分

 3月31日、米フォード・モーターは、世界的な半導体不足により北米の組立工場7カ所で生産を削減し、第1・四半期決算を発表する4月28日に、減産による今年の業績への影響について最新の見通しを示すと発表した。独フランクフルトで2019年9月撮影(2021年 ロイター/Wolfgang Rattay)

[デトロイト 31日 ロイター] - 米フォード・モーターは31日、世界的な半導体不足により北米の組立工場7カ所で生産を削減し、第1・四半期決算を発表する4月28日に、減産による今年の業績への影響について最新の見通しを示すと発表した。

これまでは今年の営業利益が10億ドル落ち込み、25億ドルになると予想していた。広報担当者は業績見通しの修正について詳しいコメントを避けた。ただ、今回発表された減産計画には、利益率の高い主力ピックアップトラック「F150」を製造するミシガン州ディアボーン工場の2週間の操業停止が含まれる。

フォードなど自動車メーカーは、利益率の高い車種の製造を最優先すると繰り返し表明している。

複数の業界筋は今週ロイターの取材に、半導体不足は第2・四半期の方が第1・四半期よりも悪化するとの見通しを示した。供給が第3・四半期に回復するか、自動車メーカーが年内に減産分をすべて穴埋めできるかは不透明だという。

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