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「取り返しのつかない重大事故」飲酒運転で親子2人死傷 31歳男に求刑通り懲役12年の判決 大阪地裁堺支部

ABCニュース / 2024年9月24日 18時57分

 飲酒運転で親子2人を死傷させた罪に問われた男に、求刑通りの懲役12年の判決です。

 岩井拓弥被告(31)は去年12月、大阪府岸和田市で酒に酔って車を運転し、路側帯を歩いていた大久保春江さん(当時82)を死亡させたほか、視覚障害のある次男(51)に重傷を負わせた危険運転致死傷の罪に問われ、起訴内容を認めています。

 検察側は、岩井被告が忘年会で4軒を“はしご”して酒を飲み、事故後の呼気は「酒気帯び運転の基準の4倍以上だった」と指摘し、懲役12年を求刑していました。

 24日の判決で大阪地裁堺支部は、「取り返しのつかない重大な事故」として、「代行運転を頼まずにあえて運転していて厳しい非難を免れない」と、岩井被告に求刑通り懲役12年を言い渡しました。

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