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「私だけ行かないということは言えない。みんなと同じように行動」 能登半島豪雨の孤立集落で集団避難 「二度こんなことがあると…」地震に次ぐ災害に不安募らせる住民ら 

ABCニュース / 2024年9月25日 19時16分

 能登半島を襲った豪雨で、いまだ孤立が解消されていない集落もあります。能登半島地震に続く災害に、住民らは不安を募らせています。

 孤立状態が続く石川県輪島市の七浦地区。

 許可を得た車は通れるものの、一般車両は通ることができません。

 (渡辺萌々香記者リポート)「信じられないほどの土砂が道に堆積しています」

 

 石川県では豪雨による土砂崩れで道路が寸断され、一時100カ所以上の集落が孤立しました。

 25日午後3時点で16ヵ所の孤立が解消されておらず、輪島市七浦地区にはいまだ209人の住民が取り残されています。

 (七浦地区の住民)「(自宅は)暗いし水が出ない。暗い中に一人でいると暗くなっちゃうのでここ(公民館)に来る。本当にショックは大きいですよね。二度こんなことがあると。それも短い間にね」

 七浦地区では、電気も水道も使えず、住民の多くが高齢者であることから、安全な地区に集団避難することが決まりました。

 (七浦地区の住民)「ここにおれるんやったらここにおるほうがいいが、私だけ行かないということは言えない。みんなと同じように行動して、自由になれたらこっち来るかどうするか考える」

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