警察官をボンネットに乗せたまま２００ｍ走行か 助手席の５０歳男を殺人未遂容疑で逮捕 大阪・豊中市

　大阪府豊中市で警察官をワゴン車のボンネットに乗せたまま走行した事件で、助手席に乗っていた男が逮捕されました。警察は引き続き、運転していた男の行方を追っています。

　殺人未遂などの疑いで逮捕されたのは、大阪府豊中市に住む自営業の松田昌則容疑者（５０）です。

　松田容疑者は２７日、豊中市春日町のコンビニの駐車場で、職務質問しようとした男性巡査部長に向かってワゴン車を発進させ、巡査部長をボンネット上に乗せたまま走行し、殺害しようとした疑いなどがもたれています。

　警察は松田容疑者の認否を明らかにしていません。

　警察によりますと、巡査部長はボンネット上で拳銃を構え、止まるように命じましたが、車はそのまま約２００メートル走行したということです。

　巡査部長は両ひざを擦りむく軽傷です。

　松田容疑者は当時、助手席に座っていて、２０代とみられる別の男が運転していました。

　運転手の男は事件後、松田容疑者とともに車を乗り捨てて逃走し、警察は引き続き行方を追っています。