EU、北朝鮮への追加制裁検討で合意 対話の可能性は閉ざさず

AFPBB News / 2017年7月18日 9時1分

ベルギー・ブリュッセルで、欧州連合(EU)外相会議後に記者会見するフェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表(EU外相、2017年7月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

【AFP=時事】欧州連合(EU)加盟各国は17日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の初の試射を行った北朝鮮に対する追加制裁を検討することで合意した。

 EUは17日の外相会議で、北朝鮮による今月4日のICBM試射は国連安全保障理事会(Security Council)決議に対する「完全な違反」だと非難した。EUは先月にも、北朝鮮が東部沿岸から地対艦巡航ミサイルを連続して発射したことを受けて制裁対象を拡大していた。

 フェデリカ・モゲリーニ(Federica Mogherini)外務・安全保障政策上級代表(EU外相)は会議後の記者会見で、北朝鮮は「われわれ(欧州)が最も厳しい制裁を科している国であり、われわれは国際社会と十分に連携しながら一層の措置の実施を検討していくことを決めた」と述べた。

 一方、各国の外相らは会議で、軍事的手段よりも外交的解決が必要だと強調し、対話の可能性を閉ざさない姿勢を維持。韓国が異例の南北軍事当局者会談を21日に北朝鮮との軍事境界線にある板門店(Panmunjom)で開くよう提案した動きに続くことでも一致した。

 北朝鮮政府に十分な圧力を掛けていないとして中国政府が批判されていることについてコメントを求められたモゲリーニ氏は、「私がここ数か月、中国当局の最高レベル以下さまざまな人たちと対話してきた中で、(中国側は)朝鮮半島(Korean Peninsula)の緊張の解決に向けて誠実に取り組んでいると感じた」と述べた。

 英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)外相は、EU各国の外相は、北朝鮮が朝鮮半島の非核化に向けた具体的な動きを取らない限りいかなる交渉にも反対する姿勢を示したと述べた。
【翻訳編集】AFPBB News

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