米アマゾンのエンタメ部門、セクハラ告発でトップを停職処分

AFPBB News / 2017年10月13日 19時32分

米インターネット通販大手アマゾン・ドットコムのメディア開発部門、アマゾン・スタジオズのロイ・プライス氏(2016年9月18日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

【AFP=時事】米インターネット通販大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は12日、同社エンターテインメント部門トップのロイ・プライス(Roy Price)氏(51)によるセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)があったとする訴えを受けて、プライス氏を休職処分にしたと発表した。

 アマゾン・スタジオズ(Amazon Studios)広報は、プライス氏が「即時休職する」と発表した。

 プライス氏からセクハラを受けたと告発したのは、テレビプロデューサーのイサ・ハケット(Isa Hackett)氏(50)。ハケット氏は米芸能誌ハリウッド・リポーター(Hollywood Reporter)に対し、2015年7月にプライス氏から繰り返し性的な誘いを受けたと明かした。

 作家の故フィリップ・K・ディック(Philip K. Dick)氏の娘であるハケット氏は、カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)で行われたポップカルチャーの祭典「コミックコン・インターナショナル(Comic-Con International)」の期間中、パーティーへ向かうタクシーの中で、プライス氏からみだらな誘いを受けたという。

 同誌によると、レズビアンであることを公言し、結婚して子どももいるハケット氏は、プライス氏の誘いに全く関心がないことを明確に伝えた。それでも引き下がらなかったプライス氏はパーティー会場でもハケット氏に近付き、耳元で「アナルセックス」と叫んだという。

 ハケット氏はプライス氏の言動についてアマゾン・スタジオズ幹部に訴え出て、社内調査が始まったものの結果報告は受けていないと、同誌に語っていた。

 米国では現在、ハリウッド(Hollywood)の大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)氏(65)が長年にわたってセクハラを行っていたとする疑惑が問題になっている。

 ワインスタイン氏にレイプされたとして同氏を告発している一人、米女優ローズ・マッゴーワン(Rose McGowan)さん(44)は、アマゾンに対し同氏を起用しないよう何度も警告したが、同社幹部に「証明されていない」とはねつけられたと主張している。

 このためマッゴーワンさんは、アマゾンのジェフ・ベソス(Jeff Bezos)最高経営責任者(CEO)にツイッター(Twitter)上で直訴。「レイプ犯や児童性愛が疑われる者、セクハラに及ぶ者への出資をやめる」よう呼び掛けた。
【翻訳編集】AFPBB News

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