模造品・海賊版販売、中国など世界各地で依然横行 USTR

AFPBB News / 2018年1月13日 9時45分

イタリア・ベンティミリアの青空市場「金曜市場」で買い物をする人(2010年3月12日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

【AFP=時事】米通商代表部(USTR)は12日、「悪評の高い市場(Notorious Market)」についての今年版の報告書を公表し、中国の電子取引大手アリババ(Alibaba)のネット販売サイト「淘宝網(タオバオ、Taobao)」や世界の公開市場で依然として模造品・海賊版商品の販売が横行していると指摘した。

 報告書は、インターネット上だけでなく南米、北米、欧州、欧州、アジアの物理的に存在する市場でも衣料品や時計、香水などの海賊版を容易に購入できるようになっており、模造品・海賊版の推定輸入額は世界の総輸入額の2.5%に相当する約5000億ドル(約56兆円)に上るとしている。

 アリババは淘宝網での不正商品販売を減らそうと一定の努力はしているものの「模造品・海賊版商品の掲載や販売の横行は依然として困難な課題であり続けている」(報告書)。産業界は中国を海賊版の主要供給源と見なしているが、同様の権利侵害はスウェーデンのファイル共有サイト「パイレートベイ(Pirate Bay)」など中国以外でも見られるという。

 報告書は、模造品・海賊版商品が販売されている物理的に存在する市場として、ハンドバックや財布の模造品が売られているというトルコ・イスタンブール(Istanbul)のグランドバザール(Grand Bazaar)や、年間2万個の模造品・海賊版商品が売られているというイタリア・ベンティミリア(Ventimiglia)の青空市場「金曜市場」、カナダ・オンタリオ(Ontario)州のパシフィックモール(Pacific Mall)などを挙げている。
【翻訳編集】AFPBB News

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