川内がボストン・マラソン制覇、日本人では瀬古氏以来31年ぶりの快挙

AFPBB News / 2018年4月17日 12時38分

第122回ボストン・マラソンで優勝を飾り、フィニッシュラインで両手を上げる川内優輝(2018年4月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

【AFP=時事】第122回ボストン・マラソン(2018 Boston Marathon)が16日、30年ぶりの寒さと強風に見舞われた米ボストン(Boston)で行われ、男女ともにサプライズの王者が誕生。男子では川内優輝(Yuki Kawauchi)、女子では米国のデシリー・リンデン(Desiree Linden)が優勝した。日本人選手が優勝したのは1987年に瀬古利彦(Toshihiko Seko)氏が2度目のタイトルを手にして以来、31年ぶりにして8人目の快挙。リンデンは米国の女子選手として1985年以来の優勝者となった。

 激しい雨が降りしきるなか、スタートで勢い良く飛び出して最初の1マイル(約1.6キロ)を4分37秒で走った川内は、レース終盤に前年覇者ジェフリー・キルイ(Geoffrey Kirui、ケニア)を追い抜くと、最後の1マイルは5分8秒で走り切り、2時間15分58秒を記録した。キルイが2時間18分23秒で2位に続き、米国のシャドラック・ビウォット(Shadrack Biwott)が12秒差で3位に入っている。

 31歳の川内は通訳を介して「自分にとっては、最高のコンディションだった」とすると、「人生で最高の日。ここはボストンで、世界最高のレース」と感極まりながらコメントした。

 出場したフルマラソン大会では昨年の防府読売マラソン(Hofu Marathon)に続き、今年は米マサチューセッツ(Massachusetts)州マーシュフィールドで開催されたニューイヤーマラソン(New Year's Day Marathon)、北九州マラソン(Kitakyushu Marathon)、台湾で行われた新北市万金石マラソン(Wanjinshi Marathon)を制しており、川内はこれで5大会連続での優勝を飾っている。

 女子の部を制したリンデンは、20マイル(約32キロ)過ぎにボストンマラソンの代名詞となっている「ハートブレーク・ヒル(心臓破りの丘)」でエチオピアのマミトゥ・ダスカ(Mamitu Daska)らを抜き去り、そのままリードを維持して2時間39分54秒でフィニッシュラインを通過した。2位には同じく米国のサラ・セラーズ(Sarah Sellers)が2時間44分4秒で続き、カナダのクリスタ・デュシェーン(Krista Duchene)が3位だった。
【翻訳編集】AFPBB News

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