シリア、ミサイル攻撃の報道を撤回 誤報で防空システム作動

AFPBB News / 2018年4月18日 3時42分

シリア政権軍が制圧した首都ダマスカス近郊・東グータ地区のドゥーマ(2018年4月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

【AFP=時事】(更新)シリアの国営メディアは17日、中部ホムス(Homs)県でミサイル攻撃があったとの報道を撤回した。

 国営シリア・アラブ通信(SANA)は軍関係筋の話として、「昨夜、シリアの領空が侵害されたとの誤報により防空警報が発動し、ミサイル数発が発射された」と報道。「外部からの攻撃はなかった」と伝えた。

 シリア国営メディアは同日これに先立ち、防空システムがホムス県上空でミサイルを撃墜したと報じ、「攻撃」があったとしていたが、実行主体の国は明言していなかった。

 在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、ホムス県南東部の空軍基地付近と、別の空軍基地2か所がある首都ダマスカス近郊では16日夜、大きな爆発音が聞こえた。

 ホムス県ではここ1週間で2度にわたり軍事施設が攻撃を受けていた。14日には米英仏がホムス県とダマスカス周辺の軍事施設に対するミサイル攻撃を実施。またシリア政府によると、9日にはホムス県の空軍基地がイスラエルによる攻撃を受けた。

 16日夜の出来事について、米国とイスラエルはいずれも関与を間接的に否定するコメントを出している。イスラエル軍報道官は、この出来事について「把握していない」と説明。米国防総省の報道官も、同地域では米軍の作戦は実施されていないと述べている。
【翻訳編集】AFPBB News

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