フランス、シリア大統領に授与の最高勲章を剥奪へ

AFPBB News / 2018年4月17日 20時59分

フランス首都パリでの会談を前に握手を交わす、ジャック・シラク大統領(当時)とシリアのバッシャール・アサド大統領(左、2001年6月25日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

【AFP=時事】フランス政府は16日、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領に授与されているフランスの最高勲章、レジオン・ドヌール(Legion of Honour)を剥奪する方針を明らかにした。フランスはこの数日前、シリアの化学兵器開発への関与が疑われる施設への空爆に参加していた。

 フランス大統領府は16日夜、アサド大統領に対する「懲戒措置として、レジオン・ドヌールを剥奪する手続きに入っている」と発表した。

 フランスは2001年、ジャック・シラク(Jacques Chirac)政権時代に、アサド大統領が父親のハフェズ・アサド(Hafez al-Assad)前大統領の死去に伴い政権を受け継いだ直後に、レジオン・ドヌールの中でも最高位のグランクロワ(Great Cross)を授与していた。

 外国人叙勲者の勲章剥奪の決定を下せるのは、レジオン・ドヌールの名誉総裁と定められている同国大統領だけ。

 公式ウェブサイトによれば、同勲章は毎年、「フランスへの貢献」に加え、人権や報道の自由などの大義のために尽力した功労者およそ3000人に授与され、うち400人が外国人だという。

 エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は過去に、セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)やレイプの告発を受けた米映画界の大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)氏からも勲章を剥奪している。
【翻訳編集】AFPBB News

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