「究極のぜいたく」フェス中止騒動、主催者に禁錮6年

AFPBB News / 2018年10月12日 18時2分

バハマのムシャケイ島(撮影日不明、資料写真)。(c)MUSHA CAY / AFP

【AFP=時事】カリブ海の島国バハマで昨年、「究極のぜいたく」と銘打った音楽フェスティバルが開幕当日に突然中止になった問題で、米裁判所は11日、主催者の一人である起業家に詐欺の罪で禁錮6年を言い渡した。

 判決を言い渡されたのは、音楽フェス「ファイア・フェスティバル(Fyre Festival)」の中心主催者だったハイテク起業家のビリー・マクファーランド(Billy McFarland)被告(26)。同フェスは超高級イベントという触れ込みで参加者を募集し、バハマへ行った数百人の中には10万ドル(約1100万円)以上支払った人もいた。

 しかし、参加者たちを待っていたのは避難所にあってもおかしくないようなテントと、粗末なサンドイッチという食事だったという。

 米ニューヨーク・マンハッタン(Manhattan)の裁判所のジェフリー・バーマン(Geoffrey Berman)連邦検事は、「マクファーランド被告は空約束が豪華な旅行やシャンパン、派手なパーティーになることはないと大変な思いをして認識した」「空約束は刑務所に通じる道だ」と述べた。

 マクファーランド被告は通信詐欺と金融詐欺に関する罪を認めており、罰金2600万ドル(約29億円)の支払いも命じられた。

 検察によると、マクファーランド被告は投資家に対して自身の会社が芸能人の出演契約で数百万ドルの収益を得たとだましていたが、実際の収益はわずか5万7443ドル(約650万円)だったという。投資家80人以上が被告の詐欺に引っ掛かり、被害総額は2400万ドル(約27億円)を超えるという。
【翻訳編集】AFPBB News

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