独ビーチバレー女子ペア、ビキニ禁止でカタール大会ボイコット

AFPBB News / 2021年2月23日 12時50分

ビーチバレー女子ドイツ代表のカーラ・ボルゲル(2016年8月9日撮影)。(c)Leon NEAL / AFP

【AFP=時事】来月カタールで開催されるFIVBビーチバレーワールドツアー(FIVB Beach Volleyball World Tour 2021)を控え、ドイツ代表女子のカーラ・ボルゲル(Karla Borger)とジュリア・スード(Julia Sude)のペアは、選手たちがコートでビキニの着用を禁じられる「唯一の国」であることを理由に、大会出場をボイコットすると表明している。


 ボルゲルは21日に独ラジオ局に出演し、「私たちは仕事で行くのに、仕事服の着用を禁止される」とすると、「政府が私たちの仕事に指図してくるのは、あの国とあの大会だけ。それを非難する」とコメントした。


 カタール・バレーボール協会(QVA)はこのニュースを受け、「来月の大会では必ず、全選手が歓迎されて、居心地の良さを感じてもらえるようにしていく」と述べた。また、選手全員が自由に代表のユニホームを着て競技に臨めるとしており、「アスリートたちが大会で何を着るべきか要求しないということを明確にしておきたい」と強調した。


 ビーチバレーの世界選手権(FIVB Beach Volleyball World Championships)で銀メダルに輝いた実績を持つボルゲルは、現パートナーのスードとともに、カタールで開催される来月のワールドツアーではコート上での服装に厳しい規則が設けられているとして、出場を見合わせる意向を示した。


 同国では男子ツアーは7年間にわたり定期的に行われているが、女子ツアーは今回が初めてとなる。しかし、国際バレーボール連盟(FIVB)が「開催国の文化と慣例に敬意を払うもの」として、女子選手に対しては通常のビキニではなく、シャツと長いパンツの着用を求めるルールが定められた。


 ボルゲルとスードは今回の決断に関してドイツバレーボール連盟(DVV)の支持を受けており、先週末には独誌シュピーゲル(Der Spiegel)に対して、カタール当局から課された規則に「従うつもりはない」と語っていた。


 ボルゲルは通常であれば喜んで「どの国にも順応する」と話しているが、カタールの首都ドーハが猛暑であることから、ビキニで競技に臨む必要があると主張。チームメートのスードも、2019年の第17回世界陸上ドーハ大会(17th IAAF World Championships in Athletics Doha)で、女子選手に対して例外が認められていたことを指摘した。


 各国オリンピック委員会連合(ANOC)の主催で同年にカタールで行われたワールドビーチゲームズ(ANOC World Beach Games)でも、女子選手はビキニで競技に臨むことが認められていた。

【翻訳編集】AFPBB News

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