ユーベとナポリの上位対決はスコアレスドロー

24-25イタリア・セリエA第5節、ユベントス対ナポリ。ボールを競るナポリのマッテオ・ポリターノ（左）とユベントスのケナン・ユルディズ（2024年9月21日撮影）。(c)Isabella BONOTTO/ AFP

【AFP＝時事】24-25イタリア・セリエAは21日、第5節の試合が行われ、優勝を争うとされるユベントス（Juventus）とナポリ（SSC Napoli）の一戦は0-0のスコアレスドローに終わった。


　ナポリのアントニオ・コンテ（Antonio Conte）監督にとって、古巣のホームへの帰還となった試合は、激しいがエキサイティングと言うにはほど遠い内容となった。ティアゴ・モッタ（Thiago Motta）新監督が就任したユベントスは、開幕からのリーグ無敗と無失点を守ったが、3試合連続の無得点引き分けで首位浮上のチャンスを逃した。


　代わって暫定首位に立ったのはトリノ（Torino FC）。前日にエラス・ベローナ（Hellas Verona）を3-2で下して勝ち点を11に伸ばし、22日にASローマ（AS Roma）戦を控えるウディネーゼ（Udinese）を勝ち点1上回っている。ナポリが同勝ち点の3位でで、ユベントスはそこから1差の4位となっている。

　選手と指導者で合わせて16年間をユベントスで過ごしたコンテ監督は、同クラブでリーグ優勝8回、欧州チャンピオンズリーグ（UEFA Champions League）制覇1回を飾っているが、ユベントスサポーターから盛大な歓迎はなかった。監督はインテル（Inter Milan）を率いた時代にもこのスタジアムへ戻ってきているが、そのときは新型コロナウイルスのパンデミック（世界的な大流行）の影響で無観客開催だった。

【翻訳編集】AFPBB News