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KO負けのジョシュア キャリアを「終えるにはまだ先は長い」

AFPBB News / 2024年9月24日 12時12分

ボクシング、IBF世界ヘビー級タイトルマッチ。ダウンを奪われたアンソニー・ジョシュア(2024年9月21日撮影)。(c)Adrian Dennis / AFP

【AFP=時事】ボクシング、元ヘビー級世界王者のアンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua、英国)は23日、IBF世界ヘビー級タイトルマッチでダニエル・デュボア(Daniel Dubois、英国)に惨敗して競技での今後が疑問視されている中で、キャリアを「終えるにはまだ先は長い」と主張した。


 英ロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われた21日の一戦で、34歳のジョシュアは3度目の王座獲得を目指していたが、歴代最多記録を更新する9万8000人以上との公式発表があった観客の前で、4度ダウンを奪われて5回KO負けに終わり、試合後には引退を促す声が上がった。


 しかし、この日X(旧ツイッター)に投稿した動画では、ボクシングでの旅路はまだ終わっていないと強調し、デュボアとの再戦だけでなくタイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)との同胞対決の可能性も示唆した。




 ジョシュアは、キャリア32戦で4敗目を喫した厳しい状況からでも前向きでいる決意を示し、「ジェットコースターのような旅路だが、何が問題か分かるか? 終えるにはまだ先は長い。1度目、そして2度目もやり遂げた。3度目は簡単にはいっていないが、達成できると確信している。正しく前進し、練習に励み、改善していくこと、それは何よりここ(心臓)からくるものなんだ」と訴えた。


さらに、「まだ1日しかたっていないが、一度落ち着いてみると、自分はここ(心臓)がすごく強いと分かる。君たちの応援、そして一緒にジェットコースターの旅をしてくれることに感謝する。シートベルトをしっかり締めてくれ。なぜなら、自分はこの競技にもっとたくさんのものをもたらすことができると、ここ(心臓)の奥底で分かっているからだ」と続けた。

【翻訳編集】AFPBB News

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