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サマランチJr.氏、ロシアは規則に従えば「すぐさま」復帰させるべき

AFPBB News / 2024年9月25日 11時20分

AFPのインタビューに応じる国際オリンピック委員会(IOC)副会長のフアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア氏(2024年9月24日撮影)。(c)ATTILA KISBENEDEK/ AFP

【AFP=時事】国際オリンピック委員会(IOC)の元会長の息子で、現在IOC副会長を務めるフアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア(Juan Antonio Samaranch Jr.)氏が24日、ロシアが再び規則に従うようになれば、「すぐさま」資格停止処分の解除に向けて動き出すべきだと話した。


 IOC会長を1980年から2001年まで務め、組織を強力な商業団体に変ぼうさせたフアン・アントニオ・サマランチ(Juan Antonio Samaranch)元会長を父に持つサマランチ・ジュニア氏は、トーマス・バッハ(Thomas Bach)現会長の後任を選ぶ次期会長選に他の6人とともに立候補している。


 ブダペストで行われた会議のかたわらでAFPのインタビューに応じたサマランチ・ジュニア氏は、ロシア五輪委員会(ROC)は「一部の領土で他国の五輪委員会の権限を引き継ぐという、五輪憲章への明確かつ大幅な違反を今も犯している」としつつ、「資格停止や不認可の理由が消滅したらすぐさま、われわれは復帰に向けた取り組みを全力で始める義務がある」と述べた。




 IOCは、占領したウクライナの領土で一部のスポーツ組織を一方的に編入したとして、ROCを除外した。しかしサマランチ・ジュニア氏は、資格停止の理由はウクライナへ侵攻したからではなく、2022年の北京冬季五輪とパラリンピックの間のタイミングで侵攻を開始し、「五輪休戦を尊重しなかった」ためだと強調している。


 サマランチ・ジュニア氏は、五輪ムーブメントの「独立性と普遍性」を守るために闘うと約束し、それらがなければIOCは「相違や議論、闘争、戦争がある中でも団結する」という目的を「果たせない」と主張した。


 ロシアは2022年のウクライナ侵攻後に国際スポーツの舞台から締め出され、今夏のパリ五輪でもわずか15人が中立の立場で出場しただけだった。

【翻訳編集】AFPBB News

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