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8年超前倒しで中国にパンダ返還、維持費で財務逼迫 フィンランド

AFPBB News / 2024年9月26日 14時9分

フィンランドのアフタリ動物園で飼育されている雌のジャイアントパンダ「ルミ」(2018年2月17日撮影)。(c)Roni Rekomaa / Lehtikuva / AFP

【AFP=時事】フィンランドは中国から貸与されているジャイアントパンダ2頭を予定より8年以上早く、年内に返還する。パンダを飼育している動物園の財務問題が原因だという。


 2018年にフィンランドへやって来たパンダのジン・バオバオ(フィンランド語でルミ、「雪」の意)とフア・バオ(フィンランド語でピュリ、「吹雪」の意)の貸与期間は15年の予定だった。しかし、アフタリ動物園(Ahtari Zoo)の園長は25日、AFPに対し「われわれの経済状況では、これ以上パンダを飼育することはできない」と述べた。


「パンダ舎の費用は850万ユーロ(約13億7000万円)、パンダの維持費は年間150万ユーロ(約2億4000万円)」だという。


 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による来園者数の減少や、ロシアによるウクライナ侵攻後の金利上昇とインフレが、動物園の財務に打撃となったという。

【翻訳編集】AFPBB News

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