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侵攻正当化する報告書作成、反逆罪で女に禁錮14年 ウクライナ

AFPBB News / 2024年12月14日 16時18分

ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使(2024年11月18日撮影)。(c)ANGELA WEISS/AFP

【AFP=時事】ウクライナの裁判所は13日、ロシアの情報機関に協力して同国によるウクライナ侵攻を正当化する偽の報告書を作成したとして反逆罪で起訴された女に対し、禁錮14年の判決を言い渡した。

ロシアによる全面侵攻が始まった2022年2月以降、ウクライナはロシアの協力者数千人を起訴している。その中にはロシアに軍事機密を渡したケースや、被占領地でロシアが設置した当局に転職したケースなども含まれている。

検察はまた、ロシアのスパイとして活動し、ウクライナの安全保障を脅かしたとして複数人を逮捕している。

検察は女の名前を明らかにしていないが、職業は人権NGOの代表とされる。

女は「ロシアの管理者から任務を受けて」手紙を書き、同書はロシアのワシリー・ネベンジャ大使が国連で同国による軍事侵攻を正当化するのに利用されたとしている。



検察は声明で「被告は、ウクライナ国内ではロシアが称する特別軍事作戦が支持される一方で、略奪や殺人、強盗が横行し、政治家たちは『ロシア人を殺せ』と公の場で呼び掛けていると記していた」と説明している。

この手紙はネベンジャ大使によって国連で読み上げられ、ロシアがウクライナ侵攻を正当化するのに使われた。

ロシアは当時、ロシア系住民とロシア語話者を保護し、ウクライナを「非軍事化」「非ナチ化」すると主張していた。

だが、ウクライナと西側諸国はロシア側の主張を繰り返し否定。ロシアによる侵攻は帝国主義的な侵略戦争だと主張している。

【翻訳編集】AFPBB News

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