炊飯器のプラグをコンセントに挿しっぱなし……電気代は結構かかってる? 【家電のプロが回答】
オールアバウト / 2024年9月22日 20時15分
炊飯器の電源プラグを、コンセントにずっと挿しっぱなしにしている人も多いかもしれません。実際のところ、どの程度電気代に影響するのでしょうか。「All About」ガイドで、調理家電に詳しいコヤマタカヒロが解説します。
毎日のように使用する炊飯器。電源プラグを挿しっぱなしにしているという人も多いかと思いますが、電気代の面で問題はないのでしょうか。
「All About」ガイドで、調理家電に詳しいコヤマタカヒロが解説します。
(今回の質問)
炊飯器のコンセントをずっと挿しっぱなしです。電気代って結構かかっていますか?
(回答)
炊飯・保温をしていないときは、電気代はほとんどかかりません。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
挿しっぱなしでも電気代にはほとんど影響ナシ
炊飯器は非常に電気代の高い家電の1つ。ただし、電気代のほとんどは炊飯時と保温時に発生します。電源を入れていないときの待機電力はというと、1Wh以下。コンセントを抜き差ししても節電効果はあまりありません。コンセントが抜き挿ししにくい位置にある場合は、挿しっぱなしでも電気代にはほとんど影響しません。
一方で前述のように、炊飯時には1000Wを超える電力を使って一気に加熱するため、電気代がかかります。さらに保温時にはご飯が美味しく食べられる温度をキープし続けるため、ここでも電気代がかかります。
省エネで使う2つの方法は?
炊飯器を省エネで使いたい場合の方法は2つあります。1つが、「エコ炊飯」モードを利用すること。炊飯時の消費電力を大幅に低減することができます。ただし、通常の炊飯モードと比べると、おいしさは低下する点に注意が必要です。
そしてもう1つが、保温機能を使わないこと。炊きたてを食べたらすぐにラップして冷凍庫へ。その後は食べる部分だけレンジで温めます。保温する時間にもよりますが、保温よりも冷凍の方が、消費電力を低減できるほか、ごはんをおいしく食べることができます。
この記事の筆者:コヤマ タカヒロ
1973年生まれ。家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆するライター。執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。
(文:コヤマ タカヒロ)
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