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江ノ電、“史上初”人気ブランドとのコラボ制服が話題! 「鎌倉高校前駅」の駅名標やホームも大変身

オールアバウト / 2024年9月25日 21時45分

江ノ電、“史上初”人気ブランドとのコラボ制服が話題! 「鎌倉高校前駅」の駅名標やホームも大変身

鎌倉、湘南に住む人々の足であるとともに、観光客にも人気の江ノ電。最近では新たなラッピング車両や人気ファッションブランド「ビラボン」とのコラボレーションが話題だ。

古都・鎌倉から相模湾を眺めながら江ノ島駅を経由し、藤沢まで湘南エリアを走る江ノ島電鉄(以下、江ノ電)。地元の人々の足であるとともに観光客にも人気の乗り物だ。

最近では、新たなラッピング車両が相次いで登場するとともに、サーファーなどに注目されるファッションブランド「BILLABONG(以下、ビラボン)」とのコラボレーションなど話題に事欠かない。本記事では、江ノ電にまつわる最新トピックスを振り返ってみよう。

ラッピング車両が相次いで登場

江の島をバックに快走する日台観光電車ラッピング車両2024年6月、スナック菓子「ベビースター」で知られるおやつカンパニーと、台湾の高雄捷運公司(高雄メトロ)、そして江ノ電の3社は、日台観光電車プロジェクト協定を締結。その一環として、江ノ電ではラッピング電車を走らせることとなった。

「高雄メトロ号」と「ベビースター号」が連結された列車その第1弾として、8月2日から赤と白を基調とした「ベビースター号」が、9月7日からは第2弾として、高雄メトロのライトレールのデザインを模した「高雄メトロ号」の運行を開始している。車体のみならず、車内の床にも楽しいデザインが施されているので注目したい。

車体のみならず車内も遊び心が満載の「ベビースター号」「江ノ電・嵐電 姉妹提携号」は紫の塗装で異彩を放っている新ラッピング車両は他にもある。「江ノ電・嵐電姉妹提携号」だ。これは江ノ電と京都の嵐電(京福電気鉄道嵐山本線&北野線)が2024年10月に姉妹提携15周年となることを記念したもので、2026年秋ごろまで運行する予定である。それぞれに相手の会社の車両の塗装をあしらっていて、江ノ電では嵐電カラーの紫色をまとい、ヘッドマークも取り付けている。

ファッションブランドとのコラボレーション

江ノ島駅に到着した「マドモアゼルノンノン・パパス」2024年7月13日からは、ファッションブランド「マドモアゼルノンノン・パパス」のフルラッピング電車が走り始めた。レディースブランド「マドモワゼルノンノン」創業60周年の記念イベントの一環である。Instagram投稿キャンペーンは終わってしまったが、コラボレーションTシャツは販売中。背中に江ノ電路線図をあしらったデザインが興味深い。2025年2月中旬まで走行予定。

サーファーを中心に人気があるファッションブランド「ビラボン」との地域共創プロジェクトも始まった。江ノ電初のコラボレーション制服が登場し、駅員や電車の乗務員が着用して注目を集めている。江ノ電乗務員の制服にブランドロゴが採用されるのは開業122年史上初の取り組みとのことだ。

「江ノ電 × BILLABONG」記念Tシャツ(写真提供=サニサイドアップグループ)なお、コラボレーションTシャツも発売し、こちらも話題になっている。さらに、10月15日までの予定でスタンプラリーを行い、オリジナルドリンクホルダーがゲットできるようだ。

外国人に大人気の鎌倉高校前駅が大変身

ビラボンのロゴだらけの駅名標また、鎌倉高校前駅をジャックして、駅名標やホームにビラボンのロゴ入り看板が所狭しと並べられている様子も圧巻だ。鎌倉高校前駅は訪日外国人に大人気の駅で、とりわけ同駅の真横にある(鎌倉高校前1号踏切)はアニメ『スラムダンク』に登場することから“聖地”となり、アジア系などの観光客が殺到して混乱気味である。訪日外国人に大人気の鎌倉高校前1号踏切

車窓がより鮮やかに!?

2024年8月31日から、日差しのまぶしさを抑えながら、景色をより色鮮やかに見せる「ポジカ(R)くっきりTM フィルム」を500型車両の一部の窓に試験導入している。車窓がより鮮やかに快適に見えるかどうかの実験だ。取材当日には装着車両には出会えなかったが、従来の窓とどう異なるか興味深い試験運行である。

矢継ぎ早にさまざまな取り組みを行っている江ノ電。秋の行楽シーズンには、ぜひ訪れてみたいものだ。

取材協力=サニーサイドアップグループ、江ノ電×BILLABONG PR事務局

この記事の筆者:野田隆
名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL「D51」を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、『ヨーロッパ鉄道と音楽の旅』(近代文芸社)を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。近著に『シニア鉄道旅の魅力』『にっぽんの鉄道150年』(共に平凡社新書)がある。(文:野田 隆)

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