内閣府が“闇バイト”に対して警鐘「『犯罪とは思わなかった』は通用しません」

短期間で高収入が得られるなどとうたい、犯罪の実行役を募集する「闇バイト」が社会問題となっている。そのような中、内閣府政府広報の公式Xアカウントの投稿が話題を集めている。※サムネイル画像出典：政府広報オンライン 公式X

高額な報酬を受け取る代わりに犯罪行為を代行する闇バイト。近ごろでは、このことが起因となった強盗事件が相次いでおり、社会問題となっている。

そのような中、内閣府政府広報の公式Xアカウントである政府広報オンラインが注意を呼び掛けている。

「犯罪とは思わなかった」は通用しません

政府広報オンラインは「『闇バイト』は犯罪です」とコメントし、動画を投稿。動画では一人の若者が高額な報酬を対価に犯罪行為に手を染め、途中でやめたくても個人情報を基に脅されて逃げ出せなくなってしまう場面が描かれています。

また「一度だけと思っても脅されて逮捕されるまで抜け出せず、重い刑罰や被害者への賠償」「『犯罪とは思わなかった』は通用しません」ともコメントした。

この投稿にSNSのユーザーからは「子供達がトラブルに巻き込まれないためにも小さい頃からお金について伝えていくことが大切です」「このことも多くの人に知ってほしい。搾取の連鎖に巻き込まれないでほしい」などの声が届いた。

一人で悩まず警察へ相談

また政府広報オンラインは闇バイトに関わった人へ「人生が台無しになる前に、一人で悩まず警察相談専用電話『＃9110』や最寄りの警察署へ相談してください」とも記した。

このコメントにSNSのユーザーからは「ヤベェ、もう抜けたいと思ったら即警察#9110に相談やね」との反応も寄せられた。

現在、SNSなどあらゆるところに、犯罪グループの罠が潜んでいる。楽して大金を稼げるアルバイトは存在しない。困ったときは一人で悩まず、まずは警察に相談を。

＜参考＞
政府広報オンライン 公式X
※コメントは原文ママ
(文:All About 編集部)