NISAは年何万円の得?節税効果を試算してみた

オールアバウト / 2019年6月17日 21時40分

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「NISAでは資産運用の利益を節税できる!」とはいえ、どれだけの節税効果があるのか、なかなかイメージがつきにくいかと思います。そこで試算してみました

資産運用で成功するには、「徹底的にコストを削るのがカギ!」であることが、経済学者らの研究によって分かっています。税金もコストの1つですから、資産運用で成功したい方は、節税制度を利用することが成功への近道だと言えるでしょう。

資産形成や資産運用に使える節税制度はいくつかあります。節税効果が大きなものとしては、「じぶん年金」づくりに向いているiDeCoが挙げられます。あるいは、主婦や主夫の方、そして年配の方に有利な「つみたてNISA」などもあります。

とはいえ、iDeCoやつみたてNISAは、選べる投資先が制限されているので、「自分の自由に資産を運用したい!」という方にとっては、物足りないかもしれません。そんな方にオススメな節税制度が、2014年1月からスタートしたNISAです。

NISAとは?

NISAは、「Nippon Individual Savings Account」の略で、日本語では「日本版:個人向け貯蓄口座」という意味です。難しい表現が並んでいて理解が大変かもしれませんが、ざっくり「資産形成に使える制度!」と覚えておくとよいでしょう。

NISAでは、年120万円の、5年間有効な非課税枠を使って資産を運用することができます。通常、株式投資などで得られた売買差益は、約20%の課税がなされます。たとえば、10万円の利益が出たら、2万円は税金で取られる計算です。

しかし、NISAを使うとこの課税がなくなります。10万円の利益を出したら、そのまま10万円を受け取ることができます。2万円の税金を取られることはありません(=2万円を得する!)。

NISAは年いくら得? 試算してみた

「NISAでは資産運用の利益を節税できる!」とはいえ、どれだけの節税効果があるのか、なかなかイメージがつきにくいかと思います。そこで、本記事では、NISAでどれくらいの節税効果が見込めるのか、試算してみることにします。

NISAの非課税上限枠は、年120万円までです。そこで、120万円を使って株式投資(インデックス投資)を行った場合の節税効果を確かめます。2016年の研究によれば、株式投資のインデックス投資で期待できると平均利回りは、「年率5%程度!」ということが分かっています。

ということで、今回は「年120万円の非課税枠を、すべて株式投資(年率5%)に回して、5年間ずっと持ち続けたら、どれほどの節税効果が得られるか?」を試算します。試算の結果は、次のとおりです。

●毎年120万円を、株式投資で運用(年率5%)を続けた場合の節税額
節税額
=(5年後の資金額/年−積立額/年)×売買差益税率
≒(153万円/年−120万円/年)×20%
≒ 6万6000円

以上が、NISAで満額を株式投資に回した場合の節税額の試算結果です。年率5%での運用が成功した場合は、「毎年、約6万6000円の節税効果が期待できる!」ことが分かりました。仮にこの節税効果が得られるとすれば、5年間、600万円の節税枠を全て利用した場合、約30万円の節税効果が得られると期待できます。

無料で節税できる制度なのですが、あなたはちゃんと利用していますか?

まとめ:年間120万円の積み立てで、年あたり約6万6000円!

試算した結果、「NISAの節税効果は、年間120万円の積み立てで、年あたり約6万6000円!」ということが分かりました。10万円ごとに、5000円ぐらいの節税効果が得られると考えてよさそうですね。実際にこのとおりの結果が得られる保証はありませんが、少なくとも、過去と同じ利回りが続けば、節税効果が得られると期待できます。

●参考文献
NISAは年何万円の得?節税効果を試算してみた(https://allabout.co.jp/gm/gc/477975/)記事下段に記載
(文:中原 良太(マネーガイド))

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