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【過去にフライデーでセミヌード!】あの元グラドルが××を作ることを決意!

ananweb / 2017年9月27日 21時0分



個人と向き合える保育園を作りたい。そう考えた筆者・小坂がまず試みたことは、子どもたちのためにカウンセラーを設置することだった。それは……。

文・小阪有花

【グラドルから保育園へ】
vol. 74

■ 子どものためのカウンセラーを


ひとりひとりと向き合う保育園といっても、やりたいことはとてもシンプルだった。それは、保育士の人数にカウントしない、子どもと会話するためだけに存在する人間を保育園にいれること。要するに、子どものためのカウンセラーだ。といっても、問題行動をおこした子に対して出てくるカウンセラーではなく(もちろんその役割もするが)、問題行動が起こらないように常に子どもを見守り、慈しむことに目を向けた存在が必要と考えた。

こう言うと、保育士たちはそれをしていないのか?と不安に思うかもしれないが決してそうではない。しかし、保育士も感情を持った人間。毎日10人以上の子どもたちを一気に引き受け、命を守る意識を常に持ちまとめるのは本当に大変で、手がかかることなのだ。それに加えて、「毎日平常心で子どもと笑顔!」は、意識しているがなかなか難しい。

保育士は、毎日、喜びと学びと反省の繰り返しだと私は思う。実際自分がそう感じているから言えることだ。教育には答えがなく、個性もみなそれぞれ。みんな違ってみんな良い。オンリーワンというやつだ。それに対し、喜び、学び、反省がないことなど、あり得ないと私は思っている。だからこそ、保育士と連携をとりながら、子どものケアをする人間が、特に今の世の中は必要だと思う。

■ 子どもに必要なのは愛情

また、核家族化が進んでいるのにも関わらず、今の保育は、拡大家族にむけての保育をしていると私は思う。時代と共に教育は変化し、対応していかなくてはならないにも関わらず、保育のあり方は今も昔も変わらないままなのはおかしい。今の子どもたちに必要なのは、愛情である。愛情とは、常に見守ってくれている、どんな時でも味方でいてくれると思わせる安心感である。

それを伝えるのは家庭の役割と思っている人が多いが、子どもと関わる以上、私たち保育者は絶対に例外ではない。これは確信をもって言えることだ。今の保育園には、子どもたちを愛し見守るという役割を担う人間が必要だと考える。子どもたちはいつだって、自分を愛し、自分を尊重し、自分を見ていてくれる人間を探しているのだから。

こさか ゆか/保育園プロデューサー
リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。
(C)damircudic/Gettyimages

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