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ゾクゾクしちゃう! “大人の男”バイプレイヤーを総ざらい!!

ananweb / 2017年11月11日 20時0分

ゾクゾクしちゃう! “大人の男”バイプレイヤーを総ざらい!!



物語の味わいを深め、質を高めるバイプレイヤーたち。ヒット作の陰には、そんな大人の男の存在が欠かせません。日本のドラマや映画を支える実力派の役者をピックアップ。本誌を代表するテレビっ子のライター3人が、それぞれに気になるあの人への愛と魅力を語ります!


B子:
ドラマや映画って、一般的には主役や脚本に惹かれて観ることが多いと思うけど、ここ数年、主役の横で輝くバイプレイヤーに、すごく目を奪われるんだよね。


C子:
わかります。味のあるいい男の宝庫なんですよね、その枠。


B子:
ということで、まずはそんなバイプレイヤー枠から、気になる“大人の男”を選出しようと思うんですが…、A子さん、たくさん挙げてきたね。


A子:
へへへ。


C子:
さすがA子先輩。ダテに演劇にどっぷりつかってないです!


A子:
いやいや…(笑)。今、気になるバイプレイヤーの人って、演劇出身の人がけっこう多いんだよね。だからまあ、舞台をよく観ていると、結果的に詳しくなるというか…。


B子:
そんなA子さんが、今一番気になってるのは誰?


A子:
気になる人が多すぎるんだけど、まずは、古舘寛治さん。



C子:
好き~!


B子:
いきなりそのテンションですか(笑)。


A子:
この人は、声が素敵なんだよね。渋くていいの。


C子:
CMで、タクシー運転手かなんかやってましたよね。私もそれを見て以来、なんか気になってます。印象的なヒゲと渋い声。


A子:
私も初めて舞台で見たとき、「なんだ、このヒゲ&渋い声の素敵な男は?!」って思った(笑)。


B子:
映画『淵に立つ』の、追い詰められていく夫役が良かったな。


A子:
同じ渋い声シリーズでいくと、小市慢太郎さんもいいよね。


B子:
小市慢太郎さんって、この“大人の男”の特集でおなじみの、イケメン一覧ページの常連じゃない? 編集部での人気、高いよね。


C子:
この人も、ちょっと枯れてるところが素敵です~。男の白髪っていいですよね。ダンディ度が上がると思う。


B子:
白髪…。女子の白髪は…?


C子:
ヒィィ! やめて!!


A子:
そういうの、いいから(笑)。で、小市さんは、基本の顔が笑ってる系だから、優しい役をやってもハマるし、怖い役をやると逆にますます怖くなるところがいい。


B子:
おんなじような、優しい人は優しく、怖い場合はもっと怖く見えるバイプレイヤーといえば、野間口徹さんも気になる。


C子:
名刺のCMの人!!


B子:
そうそう! 松重豊さんと満島真之介くんと一緒に出てるやつね。あれ、印象的。


A子:
野間口さんは悪役を演じることもけっこう多いんだけど、この穏やかなお顔で悪人を演じられると、なんかゾクゾクしちゃう。


C子:
あ~、ゾクゾクしちゃう系の人、私、います。津田寛治さん。


B子:
津田さん、私も好き~。たけしさんに直訴して、映画に出してもらったエピソードも好き。今公開中の『アウトレイジ 最終章』でも、怖いお兄さんをいい感じに演じてらして、グッときた。


A子:
ちょ、津田さん、もう52歳だってさ…。見えない…。


C子:
マジですか?! 全然見えない…。なんかこの間『メレンゲの気持ち』に出てて、「近所のカラオケに、歌の練習に行く」って話をしてて、硬派なイメージとのギャップに、心を撃ち抜かれました。


A子:
この秋から始まった『水戸黄門』にも出てるんだよね。


C子:
え、何役?! うっかり八兵衛とかですか?!


A子:
風車の弥七(笑)。


C子:
よかった…。
A子 原稿執筆時以外は、ほとんど舞台を観に行っているというライター。中学時代に仲代達矢の舞台を観て、演劇&大人の男に目覚める。

B子 悪そうなおじさんが大好物! 目覚めは中学時代、角川映画の『探偵物語』の松田優作。以降すっかり年上好みの道を驀進中。

C子 声の低いダンディ系のおじいさんが大好き! 某アイドルの舞台の客席で、“ブラボー”と叫んだ北大路欣也さんに胸キュンしたらしい。

古舘寛治さん(49歳) ふるたち・かんじ 1968年生まれ、大阪府出身。NYで演劇を学び、劇団「青年団」に入団。以降、ドラマや映画を中心に活躍。’19年NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演決定。

小市慢太郎さん(48歳) こいち・まんたろう 1969年生まれ、大阪府出身。大学時代に劇団に参加し、俳優の道へ。’11年、NHK朝ドラ『てっぱん』で高い評価を。11/25よりドラマ『精霊の守り人 最終章』(NHK総合)に出演。

野間口 徹さん(44歳) のまぐち・とおる 1973年生まれ、福岡県出身。信州大学時代に演劇活動を開始。以降、舞台、ドラマ、映画など幅広く活躍中。コントユニット「親族代表」としても、不定期に公演を行っている。

津田寛治さん(52歳) つだ・かんじ 1965年生まれ、福井県出身。北野武監督に直接売り込み、『ソナチネ』で映画デビュー。現在、ドラマ『水戸黄門』(BS‐TBS)に出演中。

※『anan』2017年11月15日号より。 

(by anan編集部)

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