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朝洗顔しない派は…? 実はヤリすぎると汚肌になる「NGお手入れ」|ちょこっと美容マメ知識 #22

ananweb / 2018年2月25日 20時30分

朝洗顔しない派は…? 実はヤリすぎると汚肌になる「NGお手入れ」|ちょこっと美容マメ知識 #22



美容・健康に関する資格を8個保有するライター&コラムニストharakoが、日々の生活で気軽に取り入れることができる美容情報をご紹介する連載です。第22回目は、スキンケアカウンセラーの視点から、もっとお肌をキレイにしたい!と意気込むことが裏目に出てしまう「過剰ケア」について考えます。

■ もっとこだわったら、キレイになれる……?


【ちょこっと美容マメ知識】vol. 22

エイジングケアに気合が入り出す、アラサー世代。少しでもキレイになりたい! と過剰にケアしている方はいませんか? または、自分で過剰ケアだと気づいていない場合も……。かくいう私自身、実はとても過剰ケアタイプでした。もともと、ほっぺはニキビだらけで赤ら顔。あっちもこっちも基礎化粧品を試しては、推奨使用量以上につけてみたり、過度に重ねづけしてみたり。

しかし、キレイになるどころか肌トラブルは悪化するばかりだったのです。正しい知識を身につけた今、自分の経験も交えながら過剰スキンケアの注意点をお話します。

■ 「朝は潤っている気がするから、洗顔をしないんだよね」

実際に友人から相談を受けた、ある質問。「保湿をたくさんしても乾燥するから、朝の洗顔は省いてまた上から保湿してるんだけど、これってどう思う?」という内容でした。洗顔を省く理由をたずねたところ、友人の回答は「洗顔料で顔を洗う = さらに乾燥する」というイメージがあるからだそうです。

これに私が思うことは、洗顔を抜いて、何度も保湿剤を重ねることは余計に肌トラブルを招く原因になるのでは?ということ。実は、朝と夜では洗顔で “落とすもの” が異なります。

夜の洗顔は、メイクをして一日生活した汗やホコリなどを落とす役割に対して、朝は眠っている間にじわじわ出た皮脂が酸化したものや、冬なら暖房器具で空気中に舞っているホコリの付着を落とす役割があります。

また、クリームや美容液などの基礎化粧品に含まれる成分は、美肌作りのために使うと思いますが、時間が経過して酸化した皮脂と混ざり合ってしまうと、逆に肌トラブルの原因に変化する可能性が出てきます。

それらの理由から、朝と夜両方とも、洗顔はするべき。しっかり汚れを落としてから保湿をしたほうが、美肌を保てる近道になるのです。


Point☆ちょこっと美容マメ知識

洗顔を省くから、乾燥を防げるわけではなかった!

■ 「パックやスクラブを重ねて使うと、ツルツルになる気がする」

かつて頬のニキビ跡がひどく気になっていた私は、ピーリングにスクラブ、パックや美顔器など複数アイテムを次から次に頬に当てては、ツルツルになってくれ〜!と願う日々でした。しかし、招いた結果はピリピリした “赤ら顔”。今思い返せば、無茶なことをしたな……と後悔の念ですが(汗)。

なぜなら、皮膚の表面はとてもデリケートだからです。3つの構造から成り立っていますが、皮膚の一番上の部分「表皮」に関して言えば、約0.2mmという厚さ。体の部位によって厚さは異なるものの、顔の表皮はとても薄いため、いくらツルツルになるからといって重ねて何度もスクラブやピーリングを繰り返してしまうと、美肌効果どころか刺激や摩擦に変わってしまうのです。

重ねて一度にたくさん使うのではなく、単体で週に一回程度、通常のスキンケアに挟むことで少しずつアイテムの力を発揮するので、焦らずに取り入れてみてくださいね。


Point☆ちょこっと美容マメ知識

ツルツル肌を作るのに、近道はなかった。

■ 「オイリー肌だから、化粧水だけで済ましちゃう」

鼻筋から額にかけてのTゾーンや小鼻周りが、常にテカテカしてしまうのが気になってしょうがない! という方のお話です。洗顔後のお手入れは、そのコンプレックスからコットンなどにテクスチャーがサラサラな化粧水を染み込ませて、拭き取りをする程度にしているというのです。おやおや……? それはテカリを防ぐ良いケア方法でしょうか?

答えは、NO。なぜなら油分を極端に減らしてしまうと、お肌はもっと皮脂を出そうと皮脂過剰分泌状態になってしまうからです。正しいケアとしては、洗顔後は化粧水で終わらせているならば、さらに保湿クリーム、美容液を重ねること。今までベタつくことを恐れて保湿を省いていたならば、思い切って逆のことをしてみましょう。

お肌は水分と油分のバランスが整うと、自然と均一な健康肌に落ち着きます。ぜひ、お試しあれ。


Point☆ちょこっと美容マメ知識

逆転の発想が、新しい肌質に変えてくれるかも。



3つの過剰スキンケアをご紹介してみましたが、心当たりはありましたか? もし、少しでもキレイになりたい気持ちから過剰なマイルールを決めているならば、改善の余地があるかもしれません。





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