“夜ふかし”してもいい…!? 休み明けにダルくならない「お正月OK習慣」4つ
ananweb / 2017年12月30日 13時0分
寝て食べて飲んで……1年の中で最もダラダラ過ごせるお正月まであともう少し! でもちょっと待って! お正月が明けたはじめの出勤日。毎年だるくて眠くてたまらなくないですか? その原因はやはりお正月の過ごし方にあり! そこで今回は、睡眠や入浴など夜のケアで、多くのプチ不調や美のお悩みを解決してきた、ナイトケアアドバイザーの小林麻利子が、休み明けにだるくならないお正月のOK行動をご紹介します。
文・小林麻利子
【小林麻利子の美人の作り方】vol. 114
■ 1. 夜更かししても平日の起床時刻+2時間以内に起きればOK
休み明けに体がだるくなってしまうのは、起床就寝を司る体内時計の中枢と、体温や消化器系などの体内時計の針が合わなくなるからです。休み明けを考えた過ごし方をするならば、遅くとも起床時刻の2時間以内に起きるようにすれば安心です。
もし体を起こすのが辛ければ、カーテンをあけて窓からの光を浴びるだけでも◎。それも難しい…ということであれば、休み明けの3日前から少しずつ起床就寝の時刻を早くしていくようにしましょう。突然休み明けに早起きをするからつらくなるだけなので、事前準備を行うと良いでしょう。
■ 2. 起床後1時間以内にバナナだけでも食べて!
みなさんが考えている以上に、「食べる時刻」は大変重要です。例えば、平日は同じ時刻に3食食べていたのに、長期休みの間だけ朝昼兼用の食事をしてしまえば、それだけ消化器系の体内時計の針が後ろにずれたまま。
例え、実家の都合でブランチとならざるを得ないご家庭でも、起床後1時間以内に、例えばバナナだけでも食べるようにしましょう。朝の光を浴びて、朝食を食べてはじめて体が “朝が来た!” と認識してくれます。休みの間もメリハリのある生活を心がけることで、休み明けでも体がシャキッと起きることが可能になります。
■ 3.バーゲンは午前中から出動!
年始のバーゲンはぜひ午前中からいくようにしましょう! その理由は、やはり「太陽の光」。例え曇りや雪の天気でも、家の中の照明の明るさと外の太陽の明るさは雲泥の差。
深部体温が最も低い4、5時頃から5時間以内に太陽の光をたっぷり浴びることが体内時計のリセットに繋がり、朝から行動的に活動することができます。特に、雪の多い東北や北陸では、正午前後の太陽の光でも、十分に浴びることで、夜の睡眠ホルモンとも言われるメラトニンの生成に必要なセロトニンを分泌させることができます。冬は寒くて出不精になる方も多いと思われますが、よい眠りを得るためにも午前中の光をたっぷり浴びるようにしましょう。
■ 4. 見たいTVがあるならお風呂は2回にわけて入る
年末年始は深夜番組が増えるので、TV鑑賞が楽しい時期ですね。でも、だらだらとTVを見て、気づいたら “こんな時間!お風呂は明日にしよう…” と入浴せず、お布団に入っても手足が冷たくてなかなか眠れない、という方は多いのではないでしょうか? そんな方は、お風呂に入る目的を2回にわけてみましょう。1回目のお風呂は、体をキレイにするという目的でシャワーを、2回目のお風呂は、熟睡を目的にじっくり湯舟に浸かります。
寝る前に体表面が温まっていないと、体の内側の熱い熱が外に放散されず、深部体温が低下しにくく、睡眠中の中途覚醒の可能性が高くなります。浴室の換気扇を切って、40、41度ほどのお風呂に最低10分は浸かってじんわり汗をかき、スキンケアをしてお布団に入るようにすれば、どんどん深部体温の熱が下がり、ぐっすり快適にお休みすることができます。
休み明けに気持ちよく出勤するためには、体内時計を乱さないことと、普段から良い睡眠をとることがとても大事。最高の1年のスタートを切れるよう、ぜひ工夫してみてくださいね!
【関連リンク】
「小林麻利子の美人の作り方」まとめ PROFILE 小林麻利子 睡眠改善インストラクター、温泉入浴指導員、ヨガインストラクター、アロマテラピーインストラクター、食生活管理士、上級心理カウンセラー。「美は自律神経を整えることから」を掲げ、生活習慣改善サロンFluraを主催。睡眠や入浴など日々のルーティンを見直すことで美人をつくる、「うっとり美容」を指導。のべ約1000名の女性の悩みを解決し、現在は4か月先まで予約待ち。講演活動やWeb連載のほか、テレビ・雑誌でも活動中。著書『美人をつくる熟睡スイッチ』(G.B.)が好評発売中! HP: http://fluraf.com/ blog: http://ameblo.jp/mariko-kobayashi/ 著書『美人をつくる熟睡スイッチ』:https://goo.gl/UEZ2kx
(C)YakobchukOlena/Gettyimages
(C)2Mmedia/Gettyimages
(C)Eva-Katalin/Gettyimages
(C)Peopleimages/Gettyimages
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
早朝の運動、間違った方法で筋力低下&脳梗塞のリスクも 注意点を整形外科医に聞く
オトナンサー / 2024年4月20日 6時10分
-
令和の男を支える快眠ギア9選【ビジネスパーソンのための美容健康&最新ギア】
&GP / 2024年4月10日 23時0分
-
「春眠暁を覚えず」の春でも、スッキリ起きるための3つの習慣
ウェザーニュース / 2024年4月1日 9時30分
-
この割合で食べると自律神経が整う…自律神経の名医が「理想的」と話す「朝・昼・夕」の食事量の黄金比
プレジデントオンライン / 2024年3月31日 13時15分
-
【睡眠の量&睡眠の質、ともに悪化】中高年の深刻な悩みだが…医師による〈超・冷静なアドバイス〉に腹落ち
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年3月26日 14時0分
ランキング
-
1迷惑おじさんキャンパーの“ある行動”のせいで家族キャンプが台無し。注意するとまさかの反応
女子SPA! / 2024年4月14日 8時47分
-
2【春から夏に増える肌の悩み】ニキビ、乾燥に大差をつけた1位はこの季節だからこそ対策が必要な回答
よろず~ニュース / 2024年4月22日 12時10分
-
3ゲームプログラミング入門書、横浜の15歳が完成 「ないなら自分で書く」制作経験盛り込んだ380ページ
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年4月22日 11時30分
-
42ストロークエンジン車は、なぜあまり見かけなくなったのか?
バイクのニュース / 2024年4月22日 9時10分
-
5「車検通ってるのに…」 でも「整備不良」になることも? SNSで話題の改造トラブル、なぜ? NGとなる理由とは
くるまのニュース / 2024年4月22日 9時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください