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メガネ姿が新鮮! 白石麻衣がドラマで“ツッコミ役”熱演

ananweb / 2018年5月19日 20時0分

誰の心にも残る、未完のラブストーリー。あの時もう一歩踏み出せていたら、もしかして…!? そんな「やれなかった」からこそ忘れられない想い出に寄り添い、その可能性をジャッジする『やれたかも委員会』。ネットで話題の人気コミックスが豪華キャストでドラマになった。委員会メンバーは、佐藤二朗さん、山田孝之さん、そして紅一点の月綾子を乃木坂46の白石麻衣さんが演じる。


サプライズ感満点のキャスティングに、白石さん自身も驚き。

「タイトルを見て『どんな内容!?』ってびっくりしました。でも、実際に原作を読んだら、色々な恋模様があるんだなあと引き込まれて…」

ドラマに登場する相談者の多くは男性。しかし彼らの甘く切ない想い出に対して白石さん演じる綾子が下すジャッジは厳しい。男性2人が速攻で「やれた」と認定するエピソードでも、綾子だけは女性目線で冷静に状況を分析し、その多くに「やれたとは言えない」の札を掲げる。

「私も含め、ほとんどの女子は綾子に共感するはず。もし私自身が委員会メンバーになるとしても、ジャッジは甘くはしたくないですね(笑)。真面目に相談に来ているんだから、こちらも真剣に応えなくちゃ」

その言葉は「区切りをつけて、次の恋に向かってほしい」という白石さんの優しさの表れ。

「男性は過去の恋愛に対してピュアな幻想を抱いているんですよね。それも“永遠の少年”的でいいのかもしれないけど、想いをきちんと整理してから過去を大切にするのが大人。そうしていつか笑い話として話せるようになったら、すごく素敵だと思います。でも、このドラマの相談者は頭の中であれこれ考えて、結局その場では行動できない人がほとんど(笑)。男ならもう一歩頑張って! って言いたくなっちゃう」

実は白石さん自身「内にこもって悩む性格」。だから男性にははっきりした態度を取ってほしいのだとか。

「乃木坂46では、若月(佑美)がはっきり言う担当。そのツッコミが、的確で綾子みたいなんです。でも私は真逆。だから今回は、普段と違う自分になれてスカッとしました!」

ファッションの面でも、今回はいつものグループ活動の時とは違う、キャリアウーマン風。とりわけ、キリッとしたメガネ姿は新鮮!

「実はメガネが大好き。今回は、普段はかけないような真面目系メガネに挑戦して背筋がピンと伸びました。(佐藤)二朗さんにも『似合う!』とお墨付きをいただいたので、ぜひ注目してもらえたら」

主に男子のピュアな幻想がぎっしり詰まった今作。ただ、白石さんは女子にもぜひ見てほしいと微笑む。

「委員会メンバーになったつもりで『いや、それはない!』とか言いながら、皆で盛り上がってほしいですね。もちろん男女で見て、意見の違いを言い合うのも楽しそう。一つの恋も、見る人や角度によって変わる。それを教えてくれる作品です」

最後に、忘れられない恋とともに生きる人々に、白石さんから一言。

「昔の恋は引きずらず、ちゃんといい想い出に変えてくださいね(笑)」

しらいし・まい 1992年8月20日、群馬県生まれ。乃木坂46の1期生。発売中の20thシングル『シンクロニシティ』で単独センターを務めるほか、モデルとしても活躍。愛称「まいやん」。

あと一歩踏み込めなかった恋愛を検証する『やれたかも委員会』。ネットを騒がせた話題のコミックスがテレビドラマ化。相談者となる各話のゲストも個性派揃い。MBSで毎週日曜24:50~、TBSで火曜25:28~放送中。

ドレス¥79,000(ダイアン・フォン・ファステンバーグ/ユニット&ゲスト TEL:03・5725・1160) ハット¥19,000(CA4LA/CA4LAショールーム TEL:03・5775・3433) イヤリングはスタイリスト私物

※『anan』2018年5月23日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・yudai ichinosawa(WSC) ヘア&メイク・PON インタビュー、文・大澤千穂

(by anan編集部)

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