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ピーターラビットの“悪ウサ”ぶり…でも実写化映画はカワイイ?

ananweb / 2018年5月22日 11時0分

映画評論ユニットのお杉とB子。今回は『ピーターラビット』を紹介してくれました。


お杉:ふんわりテイストで癒してくれたピーターラビットのイメージが、実写化で大きく変わったわ。イラストで培われたイメージだけどね。

B子:そういう人、多くない? 私は愛読してたから、ピーターの仇敵マクレガーさんも知ってるわ。でも、今回の敵役は、その甥のトーマス。

お杉:ハロッズ勤務から一転、田舎暮らしを始めた彼は、隣人ビアといい感じになっていく。二人が恋におちる瞬間の仕草が素敵なの! おたがいの額をくっつけあうウサギの真似っこ。壁ドン超え、間違いなし!

B子:そんな二人に嫉妬したピーターがトーマスを追い出すべく、いとこのベンジャミンや3匹の妹たちと暴れまわっちゃう! このへんの悪だくみ加減が映画ならでは。

お杉:予告編でピーターの悪ウサぶりに驚いたけど、わんぱくぶりもだんだんかわいく見えてくるんだよね。

B子:ええっ? 最初からカワイイじゃない。流行りに乗って、私もウサギ飼いたくなっちゃった。ピーター役のジェームズ・コーデンみたいに喋ってくれたら最高。

お杉:ジェームズ、歌うまいよね。『ANNIE/アニー』のウィル・グラック監督だけに、スズメたちが舞い歌うオープニングから、ところどころミュージカル調になるのもトレンドを押さえてるわ!

B子:声優も豪華。『フォースの覚醒』のデイジー・リドリーや、オスカー候補になったマーゴット・ロビーが姉妹役だもん。これだけのキャストが揃うのも原作の力よね。

お杉:ミュージシャンのシーアも、ハリネズミ役で登場よ。出番は少ないけどインパクトあり。思い出すたびに爆笑しちゃう雄鶏といい、みんなキャラ濃かったわ。

B子:湖水地方の豊かな自然の魅力と、人間と動物の共存への想いも伝わります! ウサギ、飼うぞ。

お杉とB子 恋や仕事のリアルな悩みに思わず共感しちゃう『29歳問題』(5月19日公開)。きっと、その年頃だけの話じゃないよ。(お杉)欲深な人間のせいで動物がかわいそうな目に遭う『ランペイジ 巨獣大乱闘』(5月18日公開)。人間のエゴに怒り!(B子)

監督/ウィル・グラック 出演/ローズ・バーン、サム・ニール、ドーナル・グリーソン、ジェームズ・コーデン(声)ほか 5月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

※『anan』2018年5月23日号より。イラスト・いいあい

(by anan編集部)

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