『M:I』のヘンリー・カヴィルが語るトム・クルーズのありえない役者魂

ananweb / 2018年7月31日 19時0分

『M:I』のヘンリー・カヴィルが語るトム・クルーズのありえない役者魂

連日の猛暑に心も体も疲れぎみの女子が増えているところですが、そんなときこそ刺激的な映画がオススメ。そこでご紹介するのは、全世界が待ち望んだシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』です。先日、豪華キャスト陣が来日した際には日本がさらなる熱気に包まれましたが、今回はそのなかでもこちらの方に単独インタビューのミッションを敢行してきました。それは……。
写真・角戸菜摘(ヘンリー・カヴィル)

■ シリーズ初参戦のヘンリー・カヴィル!


【映画、ときどき私】 vol. 180

5年ぶり2度目の来日となるのは、スーパーマンとしても大人気のヘンリー。鍛え上げられた肉体に釘づけの女子も多いと思いますが、本作ではCIAの敏腕エージェントであるウォーカー役を熱演し、話題となっています。そこで今回は、過酷な撮影の裏側や主演のトム・クルーズとのエピソード、さらには日本への思いも語ってもらいました。

■ 子どものころになりたかったものは?

―20年以上も世界中で愛されている特別なシリーズに参加することになり、プレッシャーを感じていましたか? それとも興奮のほうが強かったですか? 


ヘンリー
 僕は映画作りの過程が本当に好きだから、なるべくプレッシャーは忘れるようにいつも心がけているんだけど、今回に限っては興奮のほうが断然大きかったよ!

―このシリーズが始まった1996年当時、ヘンリーさんはまだ13歳でしたが、そのときすでに俳優になろうと決めていましたか?


ヘンリー
 実は、10代のはじめは軍人になりたくて、軍に入隊することを考えていたんだ。だから、「俳優をやってみよう」と思ったのは、16歳くらいからかな。その後、実際に俳優としてデビューしたのは、17歳だったけど、そのころはまだスクリーンやトムへの憧れというのはそこまで強くなかったかもしれないね。当然いまはすごく憧れているけど!

■ 疲労回復は毎晩泣くこと!?

―今回はアクションなどもご自身でされていて、CGの多いスーパーマンとはその部分が大きく違ったということですが、今回一番きつかったシーンはどこですか? 


ヘンリー
 まずはやっぱりみんなも話題にしてくれているトイレでのファイトシーンとヘリコプターでのチェイスシーンだね。ただ、この2つのシーンに関しては、それぞれ異なる理由で心身ともに一番きついシーンだった。まず、ヘリコプターはドアを全開にして乗っていたので、異常なくらい寒くて、その寒さに耐えるのがとにかくつらかったんだ。

あと、トイレでの殴り合いのシーンでは本当は4日間の撮影予定だったのに、なぜか4週間に延長。しかも、なるべくカットを少なめにして長回しで撮影するという監督の方針もあって、カメラを延々と回しっぱなしにした状態でアクションしていたから、これもかなりきつかったよ!

―そんな厳しい撮影が続き、寝るのもつらいくらい体が痛かったそうですが、毎晩どのようにして回復させていたのですか?


ヘンリー
 とりあえず寝る前に泣くことだね(笑)。あとは、熱いシャワーを浴びて、おいしいものを食べて、水をたくさん飲んでゆっくり寝る。本当は毎日マッサージとかを受けられればもっとよかったんだけど、できることといえばせいぜいそのくらいだったよ。

―ちなみに、キャストのみなさんはヘンリーさんが戦う前に見せる腕を素振りするポーズがお好きなようですが、自分で気に入っているアクションはありますか?


ヘンリー
 あのシーンについては、いまインターネットとかでネタとして拡散されていて、みんなが笑って喜んでくれているなら僕としてはうれしいことだよ(笑)。

ただ、僕は演じているときに、「オレってかっこいい!」と思うような自意識過剰な人間じゃなくて、むしろ自分に一番厳しいタイプだから、そういう目線で自分を見ることはないんだ。だから、どのシーンが僕個人のお気に入りのアクションかというのは決められないかな。

■ ヘンリーが語る “トム・クルーズ伝説”

―トム・クルーズさんといえば不可能を可能に変える男であり、今回も新たな伝説をいろいろと作られていたようですが、実際に間近でご覧になって、「ありえない!」と思うようなことはありませんでしたか? 


ヘンリー
 まず僕自身の考えとしては、「基本的に世の中のどんな物事も不可能はない」と信じているんだ。だから、そういう前提はあるけれど、それにしてもトムは無理なんじゃないかということも可能に変えていく人だとは思うよ。

とはいえ、今回の撮影を通してありえないと思ったのは、上空7620メートルからダイブするヘイロージャンプとか、実際にヘリコプターの免許を取って操縦しながら演技をしていたこと。そういうすごいスタントを生で見ていて素晴らしいなと思ったし、やっぱりすごいことだよね。あとは、全治9か月と言われたほどひどい足首の骨折をしておきながら、その6週間後にはもう全速力で走っていたというのもちょっと驚異的だなと感心してしまったよ。

―そのトムさんとは20歳ほど年齢が離れていますが、ヘンリーさんもいまから20年後にこれだけのアクションを求められたら挑戦したいですか?


ヘンリー
 もちろんやってみたいよ。これから20年かけて体づくりをしていって、オファーがきたらいつでも受けられるようにはぜひしたいね。

―では、これまでのシリーズのなかで、トムさんが挑戦したアクションでやってみたいものがあれば教えてください。


ヘンリー
 全部やってみたいね! ただ、シリーズ5作目の水中でのシーンだけはちょっと躊躇しちゃうかな。というのも、実体験からも知っているんだけど、水中のスタントって本当に厳しいんだ。なぜなら、水のなかでおぼれた瞬間、パニックになる気持ちを抑えてしばらくは息を止めていられるんだけど、限界になって口を開くと、その途端にバッと水が入ってきてしまって、そうなったらもうアウト。

それを自分の経験として味わったことがあるから、水中のスタント以外ならどれもトライしてみたいかな。それができたら、きっと最高なことだろうね。

―現場でトムさんからアドバイスをもらったこともありましたか?


ヘンリー
 特に具体的なアドバイスというのはなかったけれど、トムや監督のすぐそばでスタントと映画制作のすべてを学ぶことができたから、世界一の映画学校に毎日行っているような気分だったよ。

■ 日本好きを公言する理由とは?

―日本にとても興味を持ってくださっているようなので、最後にヘンリーさんから見た日本の魅力を教えてください。


ヘンリー
 僕はもともと歴史そのものに興味があるんだけど、日本ほど歴史の長い国は世界でもそうそうないから、そういった意味でもすごく惹かれているんだ。あとは、日本人のメンタリティの部分や国民性にもとても興味を持っているんだよ。

たとえば、「武士道の精神」というものは日本特有なものだと思うし、現代のビジネスシーンにおいてもそういう感覚を大切にしていると聞いたから、それらの考え方や忠義といったものがどこから生まれたものなのか、ということを知りたいとも思っているんだ。

あとは、武士のように戦う民族でありながら、同時に控えめな文化も持っていたりして、そういう対極のものが存在しているのも、おもしろいなと感じているところなんだ。

■ インタビューを終えてみて……。

イケメンっぷりは言うまでもありませんが、思わず聞き惚れてしまうステキな声でひとつひとつの質問に丁寧に答えてくれるヘンリー。「さすが英国紳士!」と思わせる優しさと何があっても守ってくれそうな強さに、世界中の女子たちが虜になってしまうのもうなずけるほど。日本への熱い思いも語ってくれただけに、次回の来日にも期待です!

■ シリーズ最難関にして不可能なミッションに挑む!

回を重ねるごとにパワーアップしていく『ミッション:インポッシブル』シリーズ。キャスト自らが挑んだ圧巻のスタントやアクションシーンの連続に、誰もが大興奮すること間違いなし。臨場感あふれる驚異の映像はスクリーンで目撃せよ!

■ ストーリー

盗まれた3つのプルトニウムの回収に成功したIMFのエージェントのイーサン・ハント。しかし、仲間を救出している間に、ふたたびプルトニウムを奪われてしまう。そこで下された新たなミッションは、「同時核爆発を未然に防ぐ」というものだった。

数少ない手がかりをもとに捜索をはじめたイーサンだったが、その動向を不服に思っていたCIAのエージェントであるウォーカーが監視役としてつくことに。はたして、イーサンと彼のチームはミッションを無事にクリアすることができるのか……。

■ 衝撃が止まらない予告編はこちら!



■ 作品情報

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
8月3日(金)全国ロードショー!
配給:東和ピクチャーズ
©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

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