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“グラミー賞”エンジニアとコラボ! GLIM SPANKYの新作が気持ちいい

ananweb / 2018年12月4日 18時30分

“グラミー賞”エンジニアとコラボ! GLIM SPANKYの新作が気持ちいい

ボーカル松尾レミさんのハスキーな声やオーセンティックなロックサウンドに、一瞬で心を刺される人が急増中のGLIM SPANKY。待望のニューアルバム『LOOKING FOR THE MAGIC』が完成した。しかも憧れていたLAでのレコーディングも実現。そもそも二人をアメリカへと向かわせたのはCDジャケットを撮影した「サルベーションマウンテン」という場所。


「私の好きな古着屋やビンテージショップのサイトなどによく登場するヒッピー的な場所で、ずっと気になっていました。LAから灼熱の砂漠を4時間ぐらい走り、突然このカラフルな場所が出現するんです。厳しい環境の先にあるオアシス。人工的なものだけど、魂の叫びをすごく感じました。その気持ちをメッセージとして音楽にも込めたいという思いが高まり、LAでレコーディングしようと決めました」(松尾)

アルバムタイトル通り《MAGIC》に出会った二人。すぐに、THE BLACK KEYSのアルバムで「グラミー賞 最優秀ロックアルバム賞」を受賞したエンジニア、ケニー・タカハシにオファーし、レコーディングにはジャック・ホワイトのサポートドラマーなどが参加した。

「レコーディングは豪快でしたね。当たり前ですが、アメリカ育ちで、オルタナティブやインディーズなロックのニュアンスがよく分かっている人たちなので、ナチュラルに弾いてるだけなんだけど、わぁ、ロックの音だ! とシビレました」(ギター・亀本寛貴)

「タイトル曲と『TV Show』を録ったんですが、ビートも気持ち良かったし、乾いた感じのギターの音も耳にこびりついています。それはリスナーの方にも必ず伝わると思う。日本だったらきれいに消しちゃうノイズもあえて全部残したので、アメリカの空気感を生々しく録れたし、伝えたいメッセージにも迫力が出たと実感してます」(松尾)

LAで録音した2曲を聴くと、若い彼らが百戦錬磨の有名ミュージシャンを相手に、引け目を感じることなく最高のコラボレーションを遂行したことが分かる。それもまた、気持ちいいのだ。

「日ごろからひらめきや魔法を探し続けて生きているのですが、砂漠の先にあるオアシスからはじまった今回の素晴らしい経験は、私の人生にも重なる気がします」(松尾)

4th Album『LOOKING FOR THE MAGIC』【初回限定盤CD+DVD】¥4,600 リード曲「TV Show」など11曲を収録。日本武道館ライブの本編をほぼ収録した特典DVD付き。【通常盤CD】¥2,700(UNIVERSAL MUSIC)

グリム・スパンキー 松尾レミ(V&G)、亀本寛貴(G)によるロックユニット。今年は初の武道館ライブが大成功。3月から全国ツアー「LOOKING FOR THE MAGIC Tour 2019」を行う。

※『anan』2018年12月5日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) 取材、文・北條尚子

(by anan編集部)

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