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香りまでブドウ!? ワインボトルを“リユース”したキャンドル

ananweb / 2019年3月11日 18時30分

雑貨や食べ物を買うだけで社会貢献に。そんな、“誰かのためになる製品”がいま、少しずつ増えてきています。
■ REUSE(リユース)

不要になったものを、元のままの形を生かしてもう一度使うこと。ここで紹介しているような原形を生かしつつアレンジしたものから、古着や中古品などそのままの形で利用することまで定義は幅広い。

「リサイクルとの違いは原形を変えるか、変えないか。例えばリユースショップやネットオークション、フリーマーケットを利用することも立派なリユースへの貢献です。リユース品を使うことはごみを減らし、限りある資源を再活用するためにも有効なアクションだといえます」(環境ジャーナリスト・中野博さん)

【古タイヤの溝を生かしたソープディッシュ。】


役目を果たした車や飛行機のタイヤをリユースしたソープディッシュ。ラバーの性質を生かし、タイヤ加工職人によって一点一点手づくりされているため耐水性に優れ、丈夫なのがポイント。タイヤの溝部分を底部に使用することで、水捌けもきちんとできる仕様に。キッチンやバスルームなど水回りのアクセントにぴったり。ソープボウル¥2,500(The Tastemakers & Co. TEL:03・5466・6656)

【残り布や糸くずが色鮮やかなプロダクトに。】

イタリアのテキスタイルデザイナー、ルイーザ・チェベーゼによるデザインプロジェクト。テキスタイルの製造過程で生まれる膨大な残り布や糸くずに矛盾を感じ、ポリウレタン樹脂に閉じ込めてリユース。新しいプロダクトとして生まれ変わらせた。ポーチ¥9,700(LUSIA CEVESE/Pili TEL:03・6434・5633) キーホルダー¥2,700(LUSIA CEVESE/Playmountain TEL:03・5775・6747)

【ワインのボトルだけでなく香りも生かしたキャンドル。】

レストランで働いていたブランド創始者が、毎日大量に廃棄されるワインボトルに着想を得て生まれたキャンドル。切りっぱなしのワインボトルの存在感が印象的。ナチュラルソイワックスを使用したキャンドルは香りにもこだわり、赤ワイン、白ワインそれぞれのぶどうの品種を参考にしてセレクトしている。キャンドル¥4,500(REWINED/ステキ・インターナショナル TEL:03・6427・2577)

【ミリタリーテントがハンサムなエプロンに。】

インド北部で払い下げられたミリタリーテントの古生地をリユースしたエプロン。使い込まれたテント生地は、ほどよく体にフィットする。洗いをかけ、不要な金具を除いてから断裁し、ときにはほかのテントの生地をはぎ合わせて作られているのが特徴。そのため2つと同じ色柄のものがなく、自分好みの一枚を探し当てるのも楽しい。エプロン¥2,500(PUEBCO TEL:050・3452・6766)

中野 博さん 環境ジャーナリスト、エコライフ研究所所長。企業のエコブランディングや講演活動を行う。『あなたがきらめくエコ活!』(東京書籍)など著書も多い。

※『anan』2019年3月13日号より。写真・山口 明 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・宮尾仁美 リサーチ協力・長坂磨莉 撮影協力・AWABEES TITLES UTUWA

(by anan編集部)

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