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太りにくくなる!? 朝夜の「ビューティみそ汁」がおすすめ!

ananweb / 2019年6月1日 19時0分

太りにくくなる!? 朝夜の「ビューティみそ汁」がおすすめ!

元祖・健康メニューともいえるみそ汁。一見地味な存在だからと侮るなかれ。ダイエットや美肌の強い味方となる栄養たっぷりのみそ汁の秘密を伝授。超簡単なアレンジレシピも役立てて。


■ 実はスゴイ! 毎日続けられる、ビューティみそ汁を始めよう。

みその力を分析し、ベストな栄養バランスで食材をミックスした“みそ玉”を考案したのが、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生。

「みそ汁は、みその豊富な栄養価による抗酸化作用や腸内環境の改善に加え、血糖値の急上昇も防ぐ万能料理です」

継続しやすいことも大切。

「体質の改善には3か月はかかります。具材を工夫して、毎日続けてみてください」

■ 腸内環境が整い、肌がつやつやに。

「代表的な善玉菌である乳酸菌が豊富に含まれる白みそ。そして玉ねぎのオリゴ糖が腸内で善玉菌のエサとなり、乳酸菌を増殖させます」。腸内細菌のバランスが整うことで、美肌効果も期待できる。

■ 血糖値の上昇を抑え、太りにくい体に。

糖質が脂肪として蓄積される原因の一つが、急激な血糖値の上昇。「赤みそのメラノイジン、リンゴ酢の酢酸が血糖値の上昇をゆるやかに。さらに、酢酸には中性脂肪を低下させる効果もあります」

■ 抗酸化の効果で 体の“サビ”を防止!

紫外線などが原因で活性酸素がたまると、シワやシミの原因に。「赤みそのメラノイジンとリンゴ酢のポリフェノールには強力な抗酸化作用が。体の“サビ”を取り除き、細胞を活性化させます」

■ ビューティみそ汁 基本の作り方

キレイになれるビューティみそ汁の秘密は、栄養抜群のバランスでミックスされた、独自の“みそ玉”にあり! 赤みそ、白みそ、玉ねぎ、リンゴ酢を混ぜて製氷皿などに入れ、冷凍保存。みそ玉は2週間以内に使い切るのが目安。

■ 作り置き分の材料はコレ!

赤みそ 80g
スーパーなどで手に入る、赤っぽい褐色のみそ。「赤みそに含まれるメラノイジンには、糖の吸収スピードを抑えて血糖値の上昇をゆるやかにする働きだけでなく、活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用があり、血管を健康に保つビタミンEも豊富です」。紫外線などの影響を受けにくい肌に。

白みそ 80g
発酵時の麹の量が多く、乳酸菌が豊富な西京みそがベスト。「乳酸菌が腸内環境を整えるほか、ストレスを緩和するGABAの働きで、腸の消化機能や免疫力が低下する原因にもなる自律神経の乱れを防ぎます。神経の疲労回復を促すビタミンB12(赤みそにも含まれる)も摂れます」

玉ねぎ すりおろし 1玉分
「血管の老化を早める活性酸素を取り除くケルセチンが豊富に含まれ、しなやかで弾力のある血管に。さらに、細かく刻むほど発生するアリシンという成分には、血液をサラサラにする効果があり、代謝アップも見込めます」。すりおろして冷凍することで、溶け出しやすい栄養素もキープ。

リンゴ酢 大さじ1
“塩分の摂りすぎが心配…”そんな人も安心! 余分な塩分を排出してくれる、カリウムという成分を含む。「アミノ酸が血液をサラサラにする、酢酸が中性脂肪を低下させるといった働きに加え、特筆すべきはリンゴポリフェノールの優れた抗酸化作用。多方面から老化を防止します」

■ 作り方
上記の4つの材料をボウルに入れ、スプーンなどで均一になるまで混ぜる。 保存容器や製氷皿で冷凍する。生の玉ねぎを入れるので、必ず冷凍保存を。製氷皿の場合、フォークで簡単に外せる。
■ ビューティみそ汁 食べ方3か条

食事の際の血糖値の上がり方や、自律神経の働きを考慮して、最も効果的なビューティみそ汁の食べ方をご紹介。習慣になれば簡単なので、まずは挑戦を。胃腸にストレスのかかる早食いは控え、食事の時間はゆっくりとるのが大切。

■ まずはみそ汁から食べること。

「空腹時、いきなり白ご飯などの炭水化物で糖質を摂ると、血糖値が急激に上昇してしまいます。それを防ぐため、食べ始めにみそ汁を。みそ汁に野菜をたっぷり入れるなどして食物繊維を初めに摂り、その後炭水化物を食べればOKです」

■ 朝は起きて1時間以内に。

「体と心が健康的に動くためには、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいくことが大事です。朝みそ汁を飲むときは、起床後1時間以内に食事を始めることで、交感神経のスイッチをオンに。消化器官の働きも良くなります」

■ 夜は寝る3時間前までに。

「朝とは逆に、夜寝る前には副交感神経を優位にしておき、落ち着いた状態で眠りにつくのが理想です。夕食後、寝るまでに3時間以上空ければ、自律神経がゆっくりと切り替えられます。温かいみそ汁なら、リラックス効果もアップ」

■ ビューティみそ汁 アレンジレシピ

ビューティみそ汁は、栄養の万能さはもちろん、具材によってアレンジ自在なことも魅力。手軽な材料で夏に嬉しい効果をゲットできる超簡単メニューをご紹介。毎日続けよう! 管理栄養士、料理家・牧野直子さんが教えてくれました。

■ すべてに共通!

材料はすべてみそ汁2杯分。だし400mlに対し、みそ玉60g(縦35×横40×深さ35mmの製氷皿で作った場合、2個)が目安。だしをとる時間がなければお湯でもOK 。

小林弘幸先生 順天堂大学医学部教授。自律神経研究の第一人者として、アスリートや文化人も指導。『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)がベストセラーに。『腸の名医に教わる「やせるみそ汁」』(弊社刊)が発売中。

実録コミックエッセイ 腸の名医に教わる「やせるみそ汁」 1100円(税別)マガジンハウス刊
小林弘幸教授考案の、みそ汁に食べ順をプラスしたダイエット法。腸の名医、小林弘幸教授が考案した「やせるみそ汁」でイラストレーターの田中ひろみさんがダイエットに挑戦。3か月のダイエットの記録を、血糖値データ付きのコミックエッセイで、詳細に伝えます。

※『anan』2019年6月5日号より。写真・宮濱祐美子 スタイリスト・野崎未菜美 撮影協力・AWABEES TITLES UTUWA

(by anan編集部)

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