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今田美桜「このままだと大変なことに…」最近抱いた危機感とは?

ananweb / 2019年6月13日 18時40分

今田美桜「このままだと大変なことに…」最近抱いた危機感とは?

幅広い層から人気の大ヒットシリーズから、待望の最新作が7年ぶりに日本に上陸! この夏をさらに熱くすること間違いなしの話題作とは、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』です。そこで今回は、ひと足先に本編を体感したこちらの方にお話を伺ってきました。
写真・大嶋千尋(今田美桜)

■ 日本語吹替版でエージェントM役を務めた今田美桜さん!


【映画、ときどき私】 vol. 239

地球に生息するエイリアンを取り締まる最高機密機関「メン・イン・ブラック(MIB)」に所属するエリート新人女性エージェントMを演じたのは、ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』などで注目を集めている今田さん。吹き替えに初挑戦した心境やいまハマっていることなどについて語ってもらいました。

―このシリーズはちょうど今田さんが生まれた1997年に誕生し、20年以上に渡って世界中で愛されているシリーズですが、参加してみていかがでしたか?


今田さん
 うれしい反面、これだけ人気のある作品なので、緊張してしまい、アフレコでは頭が真っ白になってしまいました。みなさんにどう思っていただけるか不安なところもありますが、いまは終わってホッとしているのと同時に、楽しかったなという思いでいっぱいです。

―緊張したなかで、どのようにして乗り越えましたか?


今田さん
 とにかく自分の声がキャラクターと一致することだけに集中して、それ以外特別なことは考えないようにしました。手のひらに「人」を書いて飲み込むと緊張が和らぐといいますが、それでは治らないくらいでしたね(笑)。でも、現場に入ったらやるしかないですから。

■ 負けず嫌いなところは自分と似ている

―今回、女優のテッサ・トンプソンが演じたエージェントMは、実年齢でいうと今田さんよりひと回り以上も年上の女性。声をあてるうえで難しかったことはありませんでしたか?


今田さん
 エージェントMは、すごく知的で、冷静で、エリートな大人の女性なので、正直どうしようかなと思ったところもありました。でも、本編を拝見させていただいたら、すごくお茶目なところがある女性であることがわかったんです。

なので、大人のしっかりとした部分を意識しつつ、かわいいところも残せるように声の幅を使うことを心がけて演じました。

―そのなかでご自身と似ていると感じる部分もありましたか?


今田さん
 負けず嫌いなところだけですね。ほかは全然似てないです(笑)。彼女は冷静で頭がいいので、負けず嫌いな部分も内に隠しているところがかっこいいなと思いました。

―ちなみに、自分が負けず嫌いだと思う瞬間はどんなときですか?


今田さん
 プライベートではそういうことはないですが、仕事に関しては負けず嫌いだと思います。最近だと、今回の吹替のお仕事が初めはなかなかうまく行かなくて、録り直しをしたり、悔しい思いをしたりもしました。

■ 難しいからこそやりがいもあった

―特に苦労したのはどのあたりですか?


今田さん
 抑揚の付け方や声の音程、あとは声にどうやって感情を乗せるかとか、英語の冗談をどういうふうに日本語で伝えるか、という部分は本当に難しかったです。普段は声と顔で演じていることもありますが、そういう意味ではすごく勉強になりましたし、難しいからこそ、やりがいもありました。

―今回、ハリウッドの大作の一員になってみて、海外の作品に挑戦してみたいというお気持ちも湧いてきましたか?


今田さん
 もちろんかっこいいなとは思いました。夢のまた夢ではありますが、中国語を勉強していたこともあるので、完璧に話せるようになったら中国の作品に参加してみたいなという興味はあります。英語もその次に勉強してみたいですね。

―声優として次にやってみたい役などはありますか?


今田さん
 こういったSFやアクションの作品は、楽しみながら演じさせていただくことができますが、ヒューマンドラマも好きなので、次はそういうジャンルにも挑戦できるようにがんばりたいです。

■ 今年は運動を続けることが目標

―これからもまだまだ新しいことにチャレンジする機会があると思いますが、いまやってみたいことは?


今田さん
 今回、初めて声優のお仕事をさせていただいたというのも私にとってはひとつの変化であり、成長だったと感じています。なので、新しいジャンルに挑むというより、そこで学ばせていただいたことを糧に女優として今後活かせたらいいなと思っているところです。

―忙しい毎日だと思いますが、いまプライベートで興味があることはどのようなことですか?


今田さん
 私は基本的にインドアなタイプで、あまり運動もしないほうでしたが、最近ようやくジムに通い始めました。飽き性なところがあるので、今年は運動を続けられるようにがんばりたいと思っています。

―そう思うようになったきっかけはありましたか?


今田さん
 単純に「そろそろ体を動かさないといけないかな」と感じるようになったのと、食べるのが好きなこともあり、「このままだと大変なことになっちゃうかな」と思ったので。運動でプラマイゼロにできたらいいんですけど……(笑)。

■ 女性たちにも楽しんでもらえる作品

―もし、美容のために欠かさずにしていることがあれば教えてください。


今田さん
 お風呂上りに自分でマッサージをしてリンパを流したり、ツボを押したりしてむくみを取るようにはしていますね。体のメンテナンスと言えるほどではないですが、一応毎日続けています。

―それでは最後に、本作の見どころを教えてください。


今田さん
 今回は主な舞台がロンドンになりますが、パリやモロッコでもストーリーが展開されるので、とてもスケールが大きい作品となっています。メインのエージェントにかっこいい女性が参加するのもシリーズ初となるので、女性にも楽しんでいただきたいですね。

エージェントMは、クリス・ヘムズワース演じるエージェントHとタッグを組んでいますが、2人のかけあいは、本当におもしろくてお茶目なので注目です。そして、最後は裏切られるところもあるので、ぜひ楽しみにしてください!

■ インタビューを終えてみて……。

吸い込まれそうな大きな瞳が印象的な今田さん。撮影中に見せるチャーミングな笑顔と大人っぽいクールな瞬間とのギャップには、思わず釘付けになりました。エージェントMの活躍とともに、今田さんの初吹替にも乞うご期待です。

■ 宇宙人も地球人もテンション上がりっぱなし!

本作でもお決まりのブラック・スーツとサングラスは健在で、ド派手に暴れまわるMIB。今回は、さらなるスケールアップとシリーズ史上初となる男女のコンビから目が離せなくなりそうです。

■ ストーリー

エリート新人女性エージェントMは、MIBにいるスパイを探すため、ロンドンへと向かっていた。そこで待ち受けていたのは、イケメンでチャラ男の敏腕エージェントH。対照的な2人がコンビを組み、スパイ摘発のミッションへと挑むこととなる。しかし、真相に近づくにつれ、地球の存亡をかけた大事件へと発展してしまうのだった……。

■ 興奮が止まらない予告編はこちら!



■ 作品情報

『メン・イン・ブラック:インターナショナル』
6 月 14 日(金)より、全国ロードショー!
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

ヘアメイク:宮本愛(yosine.)
スタイリスト:有本祐輔(7回の裏)

ジャケット¥53,000、パンツ¥32,000(ANALOG LIGHTING/ANALOG LIGHTING OFFICE
MARUNYABUSSAN.CO tel 03-3710-2990)
サンダル¥16,800(STACCATO/バロックジャパンリミテッド tel 03-6730-9191)
パールリング¥37,000(シキ tel 03-6885-7489)
リング¥15,000(ココシュニック tel 03-5413-5140)

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