尾上松也「ひとつとしてマンネリがない」マーベル映画一番のおススメは?
ananweb / 2019年8月4日 19時0分
次々と公開され、話題に上る、マーベル・コミックスから生まれたマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)の映画シリーズ。話題になっているのは知っていても、どうも踏み込む機会がなかった方へ、マーベル映画を愛してやまない6人の方々が、その魅力を全力で伝えてくれました。ひとつでも心に引っかかる言葉があったら、ぜひ手に取ってみてください。そして、ファンが絶対に伝えたいことは…。「マーベル映画は必ずエンドロールの最後まで観て!」
■ 「正義とは何かを考えさせられる」
リョウガさん(超特急、ダンサー)
「キャプテン・アメリカをはじめ、登場するヒーローたちが魅力的なのはもちろんですが、ぶっとんだ発想や、アクションのかっこよさ、何より観ていて、映像と音楽とのリンク具合に鳥肌が立つ瞬間が何度もあるんです。超人たちも、特別な力を得たからヒーローになるわけではなく、大切な人を亡くすなど犠牲を払っていたりするんです。なかには悪に手を染める者もいて、正義とは何かを考えさせられる。ドラマとして深いんですよね」
1994年10月23日生まれ。神奈川県出身。超特急のリーダーで、ガリガリ担当。8月17日まで、グループ史上最大規模となるホールツアー中。最新シングル『Hey Hey Hey』も好評。
■ 「きっと共感できるヒーローがいて、あなたはひとりじゃないって伝えてくれます」
宇垣美里さん(アナウンサー)
「マーベルのヒーローは、一人ひとりがタイプの違う能力を持っています。一方で、すごい力を持っているはずなのに、みな一様に個々の悩みを抱えていて、思い悩む姿はとても人間らしい。その個性豊かな部分に惹かれますし、誰でもきっと共感できるヒーローが見つけられると思います。世界はとてつもなく広くて、だからこそ、同じ悩みを持つ人もいる。あなたはひとりじゃないって伝えてくれているようで、勇気をもらえるんです」
うがき・みさと 1991年4月16日生まれ。兵庫県出身。フリーアナウンサー。東京コミコン2019(11月22~24日)の広報部長を務める。ファーストフォトエッセイ『風をたべる』(集英社)が発売中。
■ 「かっこ悪いところも、ヒーロー」
藤田貴大さん(「マームとジプシー」主宰、演出家)
「いろいろなヒーローのあり方が描かれているのがMCU。これまでのヒーローはだいたい世間に素性を隠すのが当たり前でした。しかし第1作の『アイアンマン』のラストシーンで、スタークは「私がアイアンマンだ」と明かします。つまり、過去の定石を破るところからMCUは始まったように思います。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、いったい誰が誰に対してヒーローなのかわからない感じがたまらないです。どうしようもない奴らが、でもこれもこれでヒーローだと感じられるのが面白いし、好きなんですよね」
ふじた・たかひろ 1985年4月27日生まれ。北海道出身。現在、作・演出する舞台『めにみえない みみにしたい』が公演中。8月9日~10月14日、京都国立近代美術館で開催の「ドレス・コード? ―着る人たちのゲーム」展にも「マームとジプシー」として参加。
■ 「男性も女性も“イケメン”だらけ!」
すみれさん(女優、歌手)
「マーベル映画には、外見はもちろん内面的にもイケメンがいっぱい。たとえばキャプテン・アメリカは、強くて、優しくて、ロマンティックで…。憧れの男性です。イケメンなのは女性も同じで、とくに悪役として登場するスカーレット・ウィッチは、かっこいい系のクールキャラ。女性陣の描かれ方が、守られる立場というより自らも戦いに加わって、しかもめちゃくちゃ強いというところに惹かれます。魅力的だし、観ていて爽快」
1990年7月15日生まれ。東京都出身、ハワイ育ち。高校から演劇活動を始め、米カーネギーメロン大学演劇科へ。2017年『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』でハリウッド映画デビュー。
■ 「1作品ごとに楽しめるから、どこからでも入っていける」
山中綾華さん(Mrs.GREEN APPLE、ミュージシャン)
「物語やキャラクターがクロスオーバーする長いシリーズものではありますが、単体映画として考えてもそれぞれ見応えたっぷりなので、1作品ごとに楽しめます。また、通して観ると、さりげない1シーンや、ひとつのセリフが次の作品のフラグになっていたりして、先を観たあとに、前の作品を観返したくなったり。新たな発見があるので、何度観ても面白い! そうして観ているうちに全作品制覇して…と気づいたらマーベル映画にどっぷり沼落ち」
やまなか・あやか 1995年2月5日生まれ。東京都出身。5人組のバンドMrs.GREEN APPLEのドラム。10月2日にアルバム『Attitude』を発売。12月7日からアリーナツアーがスタート。
■ 「これだけの作品数がありながら、世界観が統一されていてどれを観ても面白い」
尾上松也さん(歌舞伎役者)
「現在までの23作品、ひとつとしてマンネリがなく、次を期待させる展開があって、どれを観ても面白いんです。作品ごとに監督は違うのにもかかわらず、世界観が統一されているのも素晴らしい。オススメは『アベンジャーズ/エンドゲーム』なんですが、これに感動するためには全作品を観ていただきたい。そして、これだけの作品を同じ世界線に繋ぎ合わせようと企画し、実現させた製作陣の途方もない熱量に驚いてほしいです」
おのえ・まつや 1985年1月30日生まれ。東京都出身。近年は歌舞伎のほか映像作品やミュージカルの舞台でも活躍。8月24~25日に山梨で上演されるオリジナル公演『百花繚乱』に出演。演目には歌舞伎講座も。
『アベンジャーズ』ディズニー公式エンターテイメントサービス「ディズニーデラックス」で配信中 TM & ©2012 Marvel & Subs.
※『anan』2019年8月7日号より。文・望月リサ 保手濱奈美
(by anan編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アベンジャーズの新たな “もしも”の物語がクリスマスに登場「ホワット・イフ...?」S2、12月22日配信
cinemacafe.net / 2023年12月5日 18時0分
-
映画『マーベルズ』レビュー:衝撃のラストに大反響 パク・ソジュン推しも大満足
ORICON NEWS / 2023年11月17日 19時0分
-
『マーベルズ』ついに公開、宇宙を舞台にオフビートなユルさで展開されるガールズトーク
エンタメNEXT / 2023年11月17日 19時0分
-
【ネタバレ解説】『マーベルズ』エンディングが意味するもの よみがえる15年前の興奮
シネマトゥデイ 映画情報 / 2023年11月12日 12時2分
-
ロキ、サノス、ウィンター・ソルジャー! マーベル作品で重要な役割を果たす歴代ヴィランを振り返る
映画.com / 2023年11月11日 15時0分
ランキング
-
1アトピー性皮膚炎の新薬はこれまでと全然違う…従来薬が効かなかった患者も効果を実感
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2023年12月5日 9時26分
-
2いつものふりかけの代わりに“家によくある食材”をかけたら小学生の息子が大感激!旨み&栄養たっぷり
女子SPA! / 2023年12月5日 8時45分
-
3ヤマトと佐川が物流量増で「遅延に関するお知らせ」 クリスマスプレゼントは早め注文がいいかも?
おたくま経済新聞 / 2023年12月5日 13時27分
-
4今も減らない「クルマの盗難」 実は犯行間近の“予兆”があった!? 盗まれる直前に愛車に起こる「謎の現象」とは
くるまのニュース / 2023年12月5日 14時10分
-
5付き合うのは無理かな… 男性が「デート中に冷めてしまった」女性の言動
ananweb / 2023年12月4日 21時15分
記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
