トーストにひと手間加えるだけで！？ 金運、恋愛運UPの“朝食レシピ”

金運、恋愛運の運気アップに効果的な食材とは？　陰陽五行をベースにした5色のパワーフードを使った朝食レシピで、思いどおりの運を引き寄せて。
人間が生きていくうえで欠かせない食事。美容や健康のために食べることはもちろん大事だけれど、実は毎日の食事が運気にも大きく関わっているのだとか。

「私たちは生命維持をするためにごはんを食べますが、食べ物には栄養とは別に、それぞれの持つ大事な“役割”があります。その基本となるのが、中国に古くから伝わる陰陽五行の思想。陰陽五行では、物事はすべて“陰と陽”、そして“木・火・土・金・水”の五行で成り立っているといわれています。これは風水の基盤にもなっている考え方ですが、当然、食材や料理にも当てはめることができます。その代表が、医食同源といわれる中華料理です」（開運ライフスタイルアドバイザー・愛新覚羅ゆうはんさん）

つまり、“それぞれの食材の持つ役割”とは、陰陽五行に基づいたカテゴリー分けのこと。

「ポイントとなるのは“色”です。実は“木・火・土・金・水”には、それぞれ対応する色があります。たとえば、『火』にあたる赤は生命力の強い色なので、赤いものを食べるだけで元気がみなぎって勝負運がアップする、といった具合に。食材の持つ色のパワーを正しく理解することができれば、自分が引き寄せたい運を思い通りにコントロールすることも不可能ではありません」

そこで、陰陽五行を元に愛新覚羅さんがオリジナルで考案した開運パワーフードと、その食材を使った朝食レシピをご紹介。

「朝食は、その日の運気を左右するもっとも重要な食事です。たとえば金運を上げたいなら黄色の食材、大事なデートの前なら恋愛運をアップさせる紫の食材というように、その日に引き寄せたい運気に合わせて、食事の内容もセレクトしましょう。異なる色同士を組み合わせてもOK。それぞれの色のパワーを食べ物から受け取ることで、気持ちよく一日をスタートさせることができるはずです」

ここでは、金運、恋愛運UPに繋がる朝食レシピをご紹介します！

■ 黄色のパワーフードは金運UP

中国の清朝では“皇帝の色”とされていた黄金。「黄」は光の輝き、「金」は豊かさを表し、非常に強いパワーを持つカラーでもある。五行では、黄色は「土」。“埋蔵されているもの”としての意味が強くあるため、土の栄養をたっぷり吸収している作物を摂ることで金運アップにつながる。また“黄金を宿す”ともいわれる鶏の卵は、朝に食べるほど効果的。

YELLOW POWER FOOD：卵、鶏肉、豆もやし、かぼちゃ、サツマイモ、バナナ、オレンジなどの柑橘系フルーツ

■ 巣ごもりトースト

【材料：1人分】
食パン…1枚、キャベツ…1／2枚（30g）、ベーコン（スライス）…1／3枚、にんじん…1／20本（10g）、豆もやし…10g、卵…1個、A［マヨネーズ…大さじ1、マスタード…小さじ1／2］、塩・ブラックペッパー…各適量

【作り方】
1、キャベツ、ベーコン、にんじんは千切りにして豆もやしと混ぜる。
2、食パンにAを塗り、1を食パンの上にドーナツ状において中央をくぼませる。
3、卵を中央に割り入れ、塩、ブラックペッパーをふり、お好みの卵の焼き加減になるまでオーブントースターで焼く。

■ 紫色のパワーフードは恋愛運UP

高貴な人が身に着ける色としても知られる紫。女性らしい魅力やエロスを引き出してくれる色であり、紫のパワーフードには美肌や老化防止など女性にとってうれしいエネルギーも。五行では、紫は「中庸」。暖色の「赤」と寒色「青」という、正反対の性質を持つ色がバランスよく合わさっているため、スピリチュアルなパワーを高めたい時にもおすすめ。

PURPLE POWER FOOD：ベリー類、ぶどう、赤ワイン、紫キャベツ、ナス、小豆、ビーツ

■ 紫キャベツとオレンジのサラダ

【材料：1人分】
紫キャベツ…1,1／2枚（80g）、塩…少々、オレンジ…1／2個、イタリアンパセリ…適量、くるみ…2～3粒、A［オレンジ果汁…大さじ1、酢・砂糖・オリーブオイル…各小さじ1、塩・こしょう…各少々、レーズン（湯通しして水気を切ったもの）…小さじ2］

【作り方】
1、紫キャベツは千切りにして、塩をふって5分ほど置き、水気を絞る。
2、オレンジは房から出して1と合わせ、混ぜ合わせたAで和える。
3、器に盛り、砕いたくるみとイタリアンパセリを散らす。

愛新覚羅ゆうはんさん　開運ライフスタイルアドバイザー。清朝の皇帝・愛新覚羅一族の流れをくむ。近著に『幸せを引き寄せる 願かけごはん』（わかさ出版）がある。

※『anan』2019年10月9日号より。写真・津留崎徹花　スタイリスト・荻野玲子　レシピ監修・木村幸子　取材、文・瀬尾麻美　撮影協力・UTUWA

（by anan編集部）