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隈研吾「ふわふわで最高!」偉大な建築家も大好きな“今年の一皿”

ananweb / 2019年12月10日 18時10分

隈研吾「ふわふわで最高!」偉大な建築家も大好きな“今年の一皿”

都内のホテルで開かれたぐるなびの2019年「今年の一皿®」記者発表会に、世界的建築家の隈研吾さんが登場! 今年最も話題となった食べ物が紹介されました!

■ 「今年の一皿」にノミネートされたのは…?


「今年の一皿」とは、日本の食文化を遺産として記録し後世に残すために2014年にはじまったもので、今回で6回目となります。

飲食店情報サイト「ぐるなび」のビッグデータから抽出されたデータをもとに、ぐるなび会員アンケート、メディア関係者が審査してノミネートされた4点のなかから「今年の一皿」が決まります。

今回ノミネートされたのは、「スパイスカレー」、「タピオカ」、「チーズグルメ」、「発酵食メニュー」の4点。どれも今年話題になったものばかりですね。このなかから、特に日本の世相を反映し象徴する食が「今年の一皿 」として選出されます。


まずは準大賞の発表です。それは……

発酵食メニューです! 2019年は発酵食材を使った飲食店やカフェなどが増え、さらに健康志向から、納豆やみそなど日本の伝統的な食文化が再評価されたことなどが選定理由となっています。

■ 「今年の一皿」は…?

そして、2019年「今年の一皿」は……

タピオカです! 選ばれた理由として、ブームを越えて社会現象になったこと、お店が増えて自分好みにカスタマイズするなど多様性に富んだ楽しみ方ができること、などが挙げられました。

■ 隈さんも大好き…

発表会の会場には、スペシャルプレゼンターとして建築家の隈研吾さんが登場! 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のメインスタジアムとなる新国立競技場の設計を手がけたことでも知られる隈さんが、メッセージを述べました。


隈さん
 タピオカさん、おめでとうございます(笑)。私もタピオカは大好きです。やわらかいものが好きで、建築も都市も、今はやわらかい方に向かっていると思いますので、今年の一皿として、やわらかい、ふわふわのタピオカは最高だと思います。

■ 700店舗を制覇!

ステージ上には「たぴりすと。」の奈緒さんと華恋さんも登場。現在大学4年生のお二人は、これまでに700店舗で1,500杯以上のタピオカを飲んだという筋金入りのタピオカ愛好家です。

SNSでタピオカについて発信するだけでなく、ドリンク容器のポイ捨てをなくすためのゴミ拾い活動を呼び掛けて実践するなど、社会問題にも積極的に取り組んでいるとのこと。お二人ともスタイルがよく、お肌もつやつや! タピオカは美容にもよさそうですね~。

■ 明治期から食べていた…!

続いて、タピオカに詳しいフリーライター・同志社女子大学非常勤講師の長友麻希子さんと、WEBマガジン『メガブラジル』編集長の麻生雅人さんも加わり、トークセッションが行われました。

大学院在学中に、論文『日本におけるタピオカ』を発表されたこともある長友さんによると、日本でタピオカを食べはじめたのは明治期とのこと。

西洋料理の食材として紹介されたのが最初で、スープの浮き実や、デザートのタピオカプディングとして入ってきたそうです。意外にも長い歴史があったのですね。

また、ブラジルの食文化に詳しい麻生さんによると、現在ブラジルではタピオカがグルテンフリーのダイエット食として人気があり、都会のおしゃれな市場で売られていたり、タピオカのファストフード店ができたりしているそうです。

麻生さんはタピオカ粉でつくるクレープや、パン、揚げ物など、さまざまな料理も紹介してくれました。

■ ブームはまだまだ続く…?

今年ブレイクしたタピオカですが、まだブームは続くのでしょうか?
タピオカの原料 キャッサバ芋

例えば、タピオカの原料であるキャッサバ芋は、グルテンフリー食材として注目されているので、この先さまざまな形で日本の食文化に取り入れられていく可能性があるそうです。

2020年にタピオカがどう進化していくのか、引き続き注目していきたいですね。

以上、2019年「今年の一皿®」発表会レポートでした!


料理写真:画像提供「ぐるなび総研」

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