【新型コロナウイルス】正しいマスクの付け方とメイク落ちを防ぐコツ
ananweb / 2020年2月4日 20時15分
新型コロナウイルスの感染が、日本国内でも広がっています。ひとりひとりの予防意識が、蔓延を防ぐ予防策になります。そこで、行政業務に携わった経験を持ち、時短美容家でもある並木まきが、私たちができる予防方法として、今こそきちんと知っておきたい「マスク」のメリットや正しい付け方をご紹介します。
文・並木まき
■ 「マスク」をするとメリットがたくさん!
感染症の予防には、マスクがひとつの手段です。首相官邸の発表でも、マスクは「咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高い」とされています。
また、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザや風邪、今年は2月からシーズンになる花粉症の対策としても、手にする人が多いです。
マスクをすることで、咳やくしゃみによるウイルスを飛散させないことはもちろん、人混みや、屋内、乗り物など換気が不十分な場所では、感染の予防策にもなると考えられているようです。
新型コロナウイルスは、飛沫感染(感染者の咳やくしゃみと一緒に放出されたウイルスが、口や鼻から侵入し感染すること)が恐れられています。
■ 「マスク」の正しい付け方を知っておこう!
そもそも、皆さんは正しいマスクの付け方を知っていますか?
マスクは、正しい方法で付けないと効果が発揮されません。この機会にきちんとチェックしておきましょう!
■ 1.鼻・口の両方をきちんと覆う
マスクは、無造作に引っ掛けるだけでは、効果も減ってしまうとのこと。鼻、口をきちんと覆うようにマスクを広げ、適度な大きさになるよう調整し、隙間のないように装着しましょう。
顎までカバーできるサイズにできればベストですが、サイズが小さい場合には鼻、口だけでもしっかりカバーを。
また、上の写真のような、広げる前はフラットなタイプのマスクは「耳紐が付いている面」が外側です。裏表反対に付けてしまうと、きちんと口元をカバーできないので注意!
■ 2.耳紐を耳に引っ掛ける
鼻、口、できれば顎までカバーできる適度な大きさに広げたマスクを顔にあて、両側のゴム紐を耳に引っ掛けます。
■ 3.すき間が出ないよう調整する
マスクと肌の間にすき間ができないよう、マスクの端を調整します。
頬や顎まわり、鼻のまわりなどにすき間をつくらないよう、丁寧に調整しましょう。
顎まわりや頬の付近は、動くとズレやすいので、気をつけてください。
■ 「マスクが苦手!」なら香り付きもおすすめ
「マスクを付けると息苦しい!」と思っている女子には、香り付きのマスクもおすすめ。
『KOWA 三次元マスク メイクが落ちにくいマスク ラベンダー』や『ユニ・チャーム 超快適マスク すーっとミント』は、マスク自体に香りが付いていて、マスクをつけたときの圧迫感が少なく、苦手意識がある女子でも使いやすいでしょう。
また、香りつきのマスクが手に入らない場合には、アロマオイルの活用もおすすめ。ユーカリやミントなど、スーッとするアロマオイルを、マスクの端に1滴垂らすだけでも、マスクからほんのりといい香りが漂います。
その際、かぶれの原因になるため、肌に直接触れる部分にアロマオイルを垂らさないよう注意してくださいね。
■ マスクをしたときに、メイクを落ちにくくするには?
マスクをしたときは、どうしても鼻から下のメイクが落ちやすくなりますよね。肌とマスクがこすれて、マスクを外すとファンデーションがべったりついていた……という経験をされた方も多いのでは?
肌に常にマスクが触れているため、メイク落ちは避けられませんが、パウダーで仕上げずに、下地のみ、またはリキッド・クリームファンデを薄めに付けると、メイク落ちは軽減されるでしょう。
ベースメイクを重ねるほどメイクの層は厚くなり、それだけマスクに付着して落ちやすくなります。最初から薄めのメイクにしておくことで、メイク落ちを最低限に抑えましょう。
以上、正しいマスクの付け方とメイク落ちを防ぐ方法をご紹介しました。
連日、新型コロナウイルスの患者数が増えている今、報道を見るたびに、恐怖を覚える方も多いですよね。
マスクをしたからといって、必ずウイルスを防げるわけではないようですが、備えあれば憂いなしとは言えるかもしれません。
参考:新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~(首相官邸)
©leungchopan/shutterstock
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