仕事と育児「うまくいくコツ」ワーママは実際にどうまわしてる?
ananweb / 2020年5月24日 21時0分
1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第15回は、仕事と家事、育児の両立に悩みがちな共働き家庭のママのエピソード3つをご紹介します。
■ 1.「何ごともホドホドにやる」ママ
【ママライフばんざい!】vol. 15
お子さんがいる家庭のママは、専業主婦の方もいれば、兼業主婦の方もいて、いろいろな環境のご夫婦がいらっしゃいますよね。そのなかでも、今回は「共働き家庭」のママにスポットを当て、どのようにうまく家庭をまわしているのか、実際にお聞きした声を3つお届けします。
出産する前からバリバリと働いていたAさんは、産休はしっかり休んでいたものの、育休もそこそこに仕事復帰して共働きしているママです。そんなAさんは、当初、仕事と育児の両立が思いのほか大変だったそうですが、ある時期から考え方を変えたと言います。
それは、「何ごともホドホドにやる」ということ。ただでさえ初めての育児で必死になりがちなところ、しばらくしていなかった仕事に復帰することも重なって、最初の頃はかなりてんてこまいになっていたそう。ですが、何でも頑張ろうとしてしまうAさんの疲弊していく姿をそばで見ていたご主人が、「無理をしないで」と心配するようになったのだとか。
そのうち、「ひとりでなんでもやりきるのは無理だと悟った」と言うAさんは、たとえば毎日やっていた洗濯の回数を減らしたり、家の掃除をするのもできるときにできることをするという方向に切り替えたりしました。
すると、忙しいのは相変わらずとはいえ、「ちょっと気持ちがラクになった」のだそうです。初めてのことだらけだと、知らない間に肩に力が入りがちですが、そんなときこそ“ホドホド”にできるといいですよね。
■ 2.「持ちつ持たれつ精神を忘れない」ママ
小学生のお子さんと、保育園に通うお子さんのふたりのママであるBさん。上のお子さんが小さいときは、仕事と家庭の両立をすることに悩んだことも多かったそうですが、そのおかげで「鍛えられた」と言います。
以前は、「子どもを保育園に預けてまで働くなんて……」と、お子さんを保育園や学童保育に預けることに罪悪感があったのだとか。そんな状況で働いているなかで、Bさんは、理解のある職場に助けられたと思うことが何度かあったそうで、「自分だけが大変だと思いがちだった」と振り返ります。
子どもが怪我をした、体調不良になったなど、家庭の事情で急に休むこともあったBさん。その状況は世の中の共働きママが経験したことのあるものとはいえ、理解のある職場かそうでないかという環境によって、仕事を続けるか続けないかという決断に至るママもたくさんいます。
そんななか、Bさんは周囲にフォローしてくれる人が多いことで「世の中はやっぱり持ちつ持たれつ」と実感し、その後両立に慣れてきてからは周りのサポートなどをすすんで行い、より仕事をがんばろうと思うようになったのだとか。
Bさんのように、育児と家事と仕事の両立に悩むママもたくさんいるかと思いますが、周りの人たちのおかげだという気持ちを忘れずに、そのときにできる精一杯のことができるといいですよね。
■ 3.「どんどんサポートを取り入れる」ママ
もともとアクティブで、趣味の知り合いも多いというCさんは、結婚してからも夫婦でスポーツを楽しんだり、仲間とバーベキューに行ったりするなどして過ごしていました。お子さんができてからはあまり外出する機会は少なくなったそうですが、ママ友も多いCさんは、いろいろな情報を交換することもあるそうです。
ご主人も忙しく、ほぼ育児と家事をひとりでこなさないといけないワンオペ状態だったCさんですが、ママ友などからの情報もあって、「どんどんサポートを取り入れてなんとかなっている」と言います。ご主人も多忙のため、利用できるサービスは使っていいと言っているのだとか。
Cさんもご主人も忙しく、なかなか家の掃除にまで手がまわらないようなときは、ママ友から聞いた情報を活用し、家の掃除をしてくれるプロに頼むこともあったそうです。ご飯を作るのが難しいときも、食材や加工食品を配達してくれるサービスに頼むなどして、なんとか家事と育児と仕事を乗り切りました。
共働きのママも、専業主婦のママも、大変なときはいろいろと工夫をしながら、乗り越えていけるといいですよね。いつかママになる人も、いままさに育児中の人も、すてきなママライフを送ってください。
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