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辛い時期に寄り添ってくれた…女性が「この人と結婚したい」と思った時

ananweb / 2020年6月1日 20時20分

辛い時期に寄り添ってくれた…女性が「この人と結婚したい」と思った時

結婚観は、人それぞれ違います。結婚願望の強さもそうですし、結婚後に描くライフスタイルも同様です。ですが共通するのは、結婚は少なからず人生に影響するということ。今回は、結婚観が全く違う女性3人に、結婚したいと思った瞬間を聞いてみました。
文・西田彩花

■ 辛い時期でも側にいてくれた


「もともと結婚願望が強く、何歳までに子どもを何人産みたいとか、そういった計画も頭の中にありました。正直、結婚自体を焦ってしまったように思います。けんかばかりの毎日を送った末、離婚しました。子どもはいません。
ぽっかりと心に穴が空いたような日々でした。義務感のまま仕事に行って、帰ったら寝るみたいな。趣味に打ち込む気力もなく、私の人生設計って何だったんだろうと、ぼんやり思ったりもしました。
憔悴しきっている私を心配してくれたのが今の彼。半ば投げやりになっていた当時、自分の嫌な部分も、たくさん見せたと思います。それでもずっと側にいてくれて。今はもう立ち直っていますが、弱っているときもずっと私のことを考えてくれていた部分に惹かれています。辛い時期でも見捨てず側にいてくれた彼のことは、一生のパートナーとして信用できるかもなぁと思っています」(サキコ«仮名»/29歳)

辛い経験を経ての交際だったそうですが、今は幸せそうです。本当に苦しいときに手を差し伸べてくれる人は信用できるというのも、真理なような気がします。

■ 信頼してくれていると実感

「結婚したい人がいればしたいな、くらいに思っていました。だけど、周りの結婚や出産の報告を聞くと、なんだか焦ってしまう自分もいて。彼はプロポーズする気配がなく…もやもやしながら過ごしていました。
一時は、私も彼と結婚したいわけではないのかなと思い、別れも意識していたんです。それが変わったのは、私が会社を辞めたとき。すぐに再就職できるだろうと楽観的だったのですが、なかなかうまくいかず…。そんなときにもずっと応援してくれたんです。『困っているだろうから』と、デート代を出してくれるようになり、貯金でやり繰りしていた私にとって、ありがたかったです。
実際には頼んでいませんが、『生活費とかも困ったら言ってね』って。私のことを信頼していないと出ない言葉だと思いましたし、頼もしさも感じました。別れも考えていたのですが、将来を考えるように変わった出来事ですね」(マヤ«仮名»/31歳)

結婚生活では、信頼関係が大切。交際時に信頼されているんだと感じると、明るい未来が描けそうです。いざというときに頼りになりそうだというのも、心強い要素。

■ 価値観が似ていて相手を尊重できた

「友人にも驚かれるくらい、結婚願望がなかったんです。必ずしも結婚が幸せだという考えではなくて。極端な話、ずっと独身で良いかなと思っていました。
彼と仲良くなったのは、仕事絡みの飲み会。流れで結婚観の話になったとき、価値観がすごく似ているな、と。彼も結婚に重きを置いておらず、ちょっと変わり者扱いされるんだと苦笑いしていましたね。その後2人で会うようになり、話すほどに似ていることを実感。むしろうまくやっていけるのでは、と交際に至りました。どちらも干渉しすぎないタイプで、相手の生活を尊重するというか。この人だったら…と思っていたときに、ちょうどプロポーズされたんです。
私の場合、価値観が似ている部分が良かったんだと思います。自分も干渉されたくないので、結婚生活も順調。私自身びっくりしていますが、この人となら一緒に生活できると思えたのが、結婚を決意した一番の理由です」(ユキ«仮名»/35歳)

結婚することは、生活を共にすること。価値観が似ている2人だからこそ、結婚願望がなくてもうまくいっているのかもしれません。価値観が同じ部分や違う部分を知ったうえで尊重し合えれば、良い関係を築けそうです。


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